地下にもぐる電車
MM線開業に伴い、今月末で廃止される東急東横線・横浜~桜木町間乗り納めの巻。
ランドマークタワーに見下ろされながら走るこの区間。高架下の落書きとともに見納め。
04/01/11 EL551 HND-ISG B737-500 JA8419
バースデー早割利用で、とにかく遠くへ。石垣島直行便利用で1泊2日の竹富島への巻。
石垣はこの時期でも20℃。ジャンパーを空港のロッカーに放り込み、いざ竹富島へ。石垣港から高速船で15分の船旅。しかしこの日は船がよく「飛んだ」・・・
民宿の車に揺られ、島の中心部へ。白砂の道、珊瑚の石垣、赤瓦の民家、そしてシーサーが否が応でも雰囲気を盛り上げる。宿に荷物を預け、とりあえず歩いてみる。
「星の砂」で有名なコンドイビーチから小浜島を望む。昨年夏に流れていたauのCMがオーバーラップして、頭のなかは元ちとせの「いつか風になる日」が鳴りっぱなし。しかしこの島のときの流れ方はどうもおかしい。
集落にある展望塔「なごみの塔」から見下ろした光景。
この日の宿泊は小浜荘(http://kohama316.at.infoseek.co.jp/)さん。ここを常宿にしているひとも多いらしいが、この日も数名の常連さん。そのうちのひとりは、沖縄の有人島はすべて上陸、週末には東京から日帰りでも時間を見つけては来てしまい、JTAでは顔なじみの乗務員もいる「有名人」らしい。夕食後は泡盛片手に常連さんたちが繰り広げる竹富島の魅力や興味深い話に耳を傾けながら、思い思いに夜が更けていく。
翌朝、宿の人や常連さんたちのお見送りを受けながら宿を後にする。自分の姿が見えなくなるまでずっと手を振ってくれていた。やすやすとした言葉だが、この島にはひとを暖かるするなにかがある。きっと、また来ると思う。
04/01/02 NH145 HND-KIX B767-381/ER JA8971
JR紀勢本線の御坊駅から西御坊駅まで2.7kmを結んでいる和歌山県のミニ私鉄、紀州鉄道を訪ねて関空往復の巻。
紀州鉄道のキハ603は昭和35年製のディーゼルカー。いまとなっては珍しい、非冷房、バス窓、木張りの床の車両。そして・・・
なんといっても、白熱灯の照明が特徴だ。暖かくもあり、そして寂しくもあり・・・
窓からこぼれる灯も暖かい。
始発駅から終着駅まで30分ちょっとで全線を歩けてしまう距離をディーゼルカーはとてもゆっくりとしたスピードでゴトゴトと走る。その短いなかで、畑のなかを通ったり、民家の裏手をかすめたり、バラエティもある楽しい路線。
紀州鉄道にはもう一両新しいレールバスがある。聞けば「新しい方は暖房の効きも良いし、冷房も付いている。しかしファンサービスのために週末は主に古い方の車両を走らせている」という。もし遊びで乗りに行くなら、古い方の車両、そして夜の列車が断然オススメ。
唯一の紀州鉄道の有人駅・紀伊御坊駅にて紀州鉄道創業75周年記念セット(硬券往復乗車券、硬券入場券各2枚、御坊島特定郵便局小型印押印台紙、未使用切手1,000円分付き)を2,020円で購入。紀伊御坊駅ではその他硬券各種も発売中。
つかの間の「昭和」を楽しみ、国際線機材のCクラス席でゆったり帰路につく。周りは国際線乗継客ばかり。
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