神隠し
一夜明けて3/14。
姶良付近で日本旅行が団臨で走らせた国鉄色475系「急行錦江(もどき)」と、上り「はやとの風」を撮影。続いて肥薩線に移動し、折り返し下り「はやとの風」を撮影。
それよりも途中に立ち寄った大隅横川駅の重厚な木造の駅舎に感動。
たまたま立ち寄っただけなのだが、帰ってきて調べると九州最古の駅舎ですでに建築100年を越えているらしい。まさに時代の生き証人。無人駅になっていても、手入れが行き届いており、地元の人にも愛されている様子がとてもよく伝わってきた。
ホームの白熱のランプ、夜にはどんな雰囲気になるのだろうか・・・
その後、立ち寄り湯を目当てに霧島温泉郷へ車を走らせたところ、そびえ立つ某Kホテルに立ち寄り湯の案内看板を見つけたのでここへ入ってみることにした。しかし日帰り客専用と書かれた入口は薄暗く、くすんだ自動ドアをくぐっても誰もいない、声をかけても誰も出てこない・・・一体営業しているのだろうか、、、。不安を感じつつも電源の入っていた券売機でややためらいながら800円の入浴券を購入。無人のカウンターに置いて恐る恐る館内へ「潜入」したが、全く電源の入っていないゲームコーナーとかがあり、まるで廃ホテルに不法侵入したかのような気分だ。
やがてなみなみとお湯があふれ出ている浴場を発見。
小学校の体育館ほどの広さはありそうだが、やはり誰もいない。本当に入って良いのか?不安を抱えながらも、目の前のお湯の誘惑には勝てずに入ってみることにした。(だからワタシは客なんだって)
意図を計りかねる壁画。するとどこからともなく、八百万の神様たちが・・・ってそれじゃ千と千尋になっちゃうよ。でも本当にそんな気分で、お湯は良いものの、なんだかあまりゆったり浸かっていられずにそこそこに出てみると、そこにはこんどこそ本物の湯婆婆が・・・あぁ、ブタにされてしまう!・・・ちがった、ホテルのひとだった(^^;)
この方、大変愛想の良い方で「館内には浴場が3箇所あるのでぜひそちらも」と、改めて案内された浴場は、眺めの良い(良い意味で)至って普通の大浴場。こちらにはほかのお客さんも数人いてやっと安心。最初に入ったのはなんでも「ジャングル風呂」というらしい。しかしあの壁画の意味は聞くのを忘れてしまった。
経費削減のため、裏玄関の照明や電源が落とされていたためにこんな感想になってしまったが、正面の玄関やロビーは明るくきれいなきちんとしたホテル。だったら日帰り客も表口に回るように案内してもらいたいもの。
04/03/14 NH628 KOJ-HND B747-SR100 JA8157
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