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May 2005

体験区間延長!!

■EF63体験運転 第11,12回

いつものように体験線に向かい、指導機関士さんに招き入れられてEF63に乗車すると、園内の300mだった体験運転区間が100m程延びたことを告げられた。延長運転ができるようになるのは来月からの予定だったのだが、通電と試運転が済んだので、前倒しで運転させてもらえることになったらしい。

という指導機関士さんも、延長区間に入るのは今日この時間(A1)が初めてで、まだ停止目標がどこに移ったのか実際には確認していないとのこと(^^;

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(※トロッコ列車から撮影)

いつもどおり一通りの仕業検査を済ませた後、どこまで行けるのか楽しみにしながらマスコンを引いて登っていくと、これまで園内外れのEF63留置線ポイント手前にあった停止目標やATS地上子が確かになくなっており、いよいよポイントを越して、機関車に乗ったまま園外に出る。

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(※トロッコ列車から撮影)

指導機関士さんも前方を注視するなか、そのままカーブを進んでいくと、程なくして新たに立てられた停止目標と緑色のATS地上子が見えてきた。このカーブを曲がりきることができれば、いよいよ丸山へのストレートになるのだが、まだそこまでは行けない。でも、ついに構内を越えて、本格的な旧信越本線の線路まで入れるようになったのは、運転台に座っていてもいままでとはまた別の緊張感を味わった。

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EF63の運転席からのながめも新鮮。これからは丸山方面へハイキングへ向かう人の視線を一層集めることになるだろう。

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エンド交換をして、運転席を入れ替わると大体このような眺めになり、待機中のEF63や、園内の保存車両が一望できるようになり、こちら側の視界が広がったので気持ちよい。

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また、これまで非電化だった待機線もこれを機に電化され、入れ替えもしやすくなった様子。

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万博だより

名古屋への出張のついでを利用して、週末に万博に行って来た。が、人気がないないという話はどこへやら、あろうことか開幕以来の入場者数を記録した日に当たってしまった(>_<)

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混雑が予想される長久手を避けて、瀬戸会場から入場することに。こちら側は大変まったりしており、万博八草からのバスも空いているし、ゲートも入場待ちなし。この後、瀬戸愛知県館をちょっと覗いてから、ゴンドラで長久手会場へ移動すると・・・

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人・人・人・・・。この日は天気に恵まれ、陽気は程よく、絶好のお出かけ日和。これでお客さんが入っていなかったら、それこそこの万博は本当に「終わっている」ところで、そう考えれば出足が良かったのは当然である。

とりあえず、いわゆる人気のパビリオンは1時間、2時間待ちはざらだったので、すぐに入れる海外パビリオンを手当たり次第に回ることに。

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お金をかけているところや、逆にやる気のあまり感じられないところ、名産品の売店があったり、喫茶があったり、まるで学園祭のノリ。なかでも見た目で一番味があったのがこの「イエメン館」かな。

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途中、イラン館でお茶をしたり、レストランでスリランカカレーを楽しんだり。

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中国館の女子七楽坊(?)のミニライブをみたり。しかし中国館のお客さんの入り具合は最近の日中交流の冷え込みを感じさせたのに対し、隣にある韓国館は相変わらずのヨン様人気か、行列していたのが対照的だった。

また、海外パビリオンでもカナダ、フランスやドイツ、スイスなどのメジャーどころはやはり軒並み60分待ちはザラの状況。それでも、「山」をテーマにしているだけにきれいな景色のひとつやふたつ見せてもらえるのかと期待しながらスイス館に並んでみたら、超オーソドックスな博物館のような「つまらない」展示に脱力。つくば万博の時は、雨が体験できたのだが・・・

そんなこんなで、足を棒にして・・・

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最後に乗ったIMTSの運転席にモリゾーとキッコロが座っていたりしたわけで(ぬいぐるみだけど)。

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帰りがけに、リニアの前を通りがかったので、とりあえず1枚。

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機関士見習

■EF63体験運転 第8,9,10回

予約していた2回分に加えて、キャンセルが出ていたので1回追加して計3回の運転。やっと延べ10回目となり、「機関士見習」の腕章を渡された。

料金の方もはこれまでは1回5千円だったが、10回目から29回目までは1回4千円になる。この体験運転、まず最初の講習に3万円かかることに加えて、各回の運転料金も決して安くはない。しかし、実際に触れてみて、本物の機関車を動かすコストや人件費はもちろんのこと、軌道や架線、電気設備等、すべて実物を展示物として維持していく費用なども考えると妥当な価格だとも思うし、将来に渡って動態保存の支えになるのであらば高くはないとも思う。

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3回目はこの日最後の時間帯で、トロッコが降りてきてからの発車となったが、乗務を終えたトロッコの機関士さんも同乗してきて、63が体験運転区間の終端まで着くと、機関車から降りて軽井沢側にある園門を閉めに走っていた。これもトロッコ機関士さんの役目なのだそう。・・・大変だ。

この日はやっと、自分の思ったところへ機関車を止められるようになってきた。停止目標にも初めて一発でビシッと決められて、これは本当に気持ちがよい。そろそろ、新しいテクニックも教えて欲しくなってきたなぁ。

そうそう、体験運転区間の延長を小耳に挟んでいたのだが、ついに架線が延びていた!!丸山への直線区間に入る手前あたりまで行けるようになるそうだ。しかし、そうすると今以上にトロッコのダイヤと干渉しそうな気がするが、どうするのだろう。もしかして延長区間は平日限定とか!?

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旅の終わりに体験運転

■EF63体験運転 第6,7回

新潟からの帰りに、再び文化むらへ道草。今日は午後最後の2コマである。

2日前にも2回運転しているだけあって、手順はさすがにマスターしており、指導機関士さんも、2回目には「勝手に進めてていいよ。」と言って、途中でトイレに行ってしまった。

ATSを投入して警報チャイムを聞けば運転するという気分になるし、空ノッチ試験ではマスコンの動きに合わせてキャブの椅子に小気味よく伝わってくる進段の振動と重厚な音がなんとも心地よい。ブレーキ試験の方も、感度試験の自弁0.4kg減圧、漏洩試験の0.6kg減圧、単弁の作用試験いずれも気持ちよく決まるようになった。

そしてこの日は、初めてまったくアドバイスを受けずに、自分の意志でノッチやブレーキを操作してみた。・・・が、予想通り思った位置には止まらない(>_<)。特に横川方の留置線終端で2m程度オーバーランしたのは、ちょっとまずかったかも。このご時世では記事にされてしまいそうだ。(軽井沢方の体験線終端停止目標にあるATS地上子も、試しに踏んでみたい気もするが、やはり踏みたくないので怖い。)

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旅のはじまりに体験運転

■EF63体験運転 第4,5回

GW終盤、「ばんえつ物語」を撮りたくなり新潟へ向かうことにしたので、文化むらはついでに立ち寄り。邪魔な旅行の荷物は高崎駅のロッカーに放り込んで、信越線の乗客となった。

連休中日の平日の朝ということで、園内はまだ空いていたが、トロッコ列車の乗り場には乗客整理用のカラーコーンとポールがたくさん並べられており、盛況ぶりが窺えた。

前回からまだ1週間、「特訓(?)」の甲斐あって、手順は概ねマスター。ところどころ不安なところは、指導機関士さんに確かめながら進めていく。

2回目は、トロッコのダイヤに合わせるためにちょっと時間が足りなくなり、普段は6ノッチまでのところ、初めてSPまで入れて「快速運転」となった。

指導機関士さんはトロッコのダイヤには頭を悩ませているとみんな口を揃えている。トロッコと63は同じ単線の線路を共用しており、信号機による閉塞もないので、トランシーバーでお互いの位置を確認しあって運転となっている。また、トロッコホームと63留置線の構内分岐は手動で、63の指導機関士さんがそのたびに切り替えに走らなくてはならない。肉体的な負担はもちろん、トロッコを絶えず意識してなくてはならないし、さらには万が一にも事故は絶対に起こしてはならないという精神的な負担も少なくないだろう。せめてポイントだけでも自動(電動)にできれば少しは楽になると思うのに・・・

この日はまだノッチオフやブレーキのタイミングは、声をかけてもらいながらの運転だった。

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