旅のはじまりに体験運転
■EF63体験運転 第4,5回
GW終盤、「ばんえつ物語」を撮りたくなり新潟へ向かうことにしたので、文化むらはついでに立ち寄り。邪魔な旅行の荷物は高崎駅のロッカーに放り込んで、信越線の乗客となった。
連休中日の平日の朝ということで、園内はまだ空いていたが、トロッコ列車の乗り場には乗客整理用のカラーコーンとポールがたくさん並べられており、盛況ぶりが窺えた。
前回からまだ1週間、「特訓(?)」の甲斐あって、手順は概ねマスター。ところどころ不安なところは、指導機関士さんに確かめながら進めていく。
2回目は、トロッコのダイヤに合わせるためにちょっと時間が足りなくなり、普段は6ノッチまでのところ、初めてSPまで入れて「快速運転」となった。
指導機関士さんはトロッコのダイヤには頭を悩ませているとみんな口を揃えている。トロッコと63は同じ単線の線路を共用しており、信号機による閉塞もないので、トランシーバーでお互いの位置を確認しあって運転となっている。また、トロッコホームと63留置線の構内分岐は手動で、63の指導機関士さんがそのたびに切り替えに走らなくてはならない。肉体的な負担はもちろん、トロッコを絶えず意識してなくてはならないし、さらには万が一にも事故は絶対に起こしてはならないという精神的な負担も少なくないだろう。せめてポイントだけでも自動(電動)にできれば少しは楽になると思うのに・・・
この日はまだノッチオフやブレーキのタイミングは、声をかけてもらいながらの運転だった。
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