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July 2006

横軽「復活」への道

■EF63体験運転 第48~49回

所用がいろいろ割り込んできたお陰で、2ヶ月半ぶりの体験運転となった。

現地には午前中に到着したが、体験運転の予約は午後からだったので、その前にトロッコで峠の湯まで行って温泉を楽しむことにした。

トロッコはこれまでにも数回乗車しており、いつもどおりの案内スポットでアナウンスを聞き、猿のお出迎えを受けながら、峠を順調に登っていった。ちなみに雨天だと丸山は通過してしまうらしい。

そしていつもどおりであれば、峠の湯駅の手前にさしかかると「右手に伸びている線路は軽井沢までつながっております。いつの日か軽井沢まで行けることを夢見ております」というようなアナウンスが流れて終点に到着したかと思うのだが、今日は違った。

「今年の鉄道の日には軽井沢までの試運転を計画しております」

え、なんですと!!(車内アナウンスで堂々と放送してましたので、ここでも声を大にして書いちゃいます^^;)

体験運転の時間になり、指導機関士さんにさっそく事の真相を聞いてみたら、試運転の計画は本当だが、クリアできていない課題もあり、実現するかはまだはっきりしていない状況らしい。さらにその先の営業運転となるとやはり関係省庁の認可やコストなど、さらにいろいろ障壁がありそうな雰囲気であった。しかしとりあえずは、今年の10/14に、めがね橋から新線のアーチ橋を渡る列車を9年ぶりに眺めることができることを心待ちにしたい。

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~軽井沢行きとなる日はいつか~

文化むら訪問は久しぶりだったので、11,12号機の動向も気になっていたのだが、残念ながらお色直しはまだ行われておらず、11号機の盗難貫通扉修復の跡や、塗装の剥がれが痛々しかった。しかし外観とは裏腹に、内部は大変好調らしい。すでに試運転で時々動かしたり、重連運転の際の補機(重連運転といっても、実は補機のモーターは動かしていないと知ったのは最近のこと)として活躍しているとのこと。24,25号機の車輪はすでに摩耗しているため、乗り心地は断然11,12号機が上なのだそうだ。こちらの本務機復活も楽しみに待ちたい。

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~園内をのぞむ~

ということで、いろいろと耳より情報が入った訪問となった。そしてついに次回で本務機関士です。

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YS-11ラストフライト売出開始

唯一の国産旅客機であるYS-11型機のラストフライトとなる9/30搭乗分のチケットが、9/16搭乗分の復路受付として本日発売された。受付開始時刻9時30分にネットを叩くも・・・

定期便最終となるJAC3806 沖永良部-鹿児島は瞬時に蒸発。

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~9/30 沖永良部-鹿児島 空席状況 (7/16 10:30現在)~

長年に亘ってYSが親しんだ福岡-鹿児島線も最終便と15分前に先行する便は早々に受付終了。

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~9/30 福岡-鹿児島 空席状況 (7/16 10:30現在)~

残るラストフライト搭乗の夢は、JACの「ありがとう日本の翼YS-11」キャンペーンに賭けるしかなさそうだ。本当に夢だけど。

9/30のYS便は、運賃や路線、時間帯にこだわらなければまだ空席がある便も残っているので、予約はお早めに・・・

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~JAS機の残っていた頃の鹿児島空港にて~

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ゲド戦記試写会

ネット広告からふらっと応募したら当選したスタジオジブリの最新作「ゲド戦記」の試写会に行って来た。

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~招待ハガキは配達記録でやってきた~

宮崎駿監督のご子息である宮崎吾朗氏の記念すべき第一回監督作品なのだが、見終わったあとの第一印象はとにかく「疲れた」というのが正直な気持ち。

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~港町は南イタリアがモチーフらしいです~

ジブリマニアではないのであまり知ったかぶりをして書くのは良くないけれども、とにかく重い。ジブリ作品のなかでも近年希に見る重さなのだ。ナウシカやもののけ姫などの比較的重いと思われる作品でも必ず観客に一服の清涼感を与える場面があり、それがジブリらしい柔らかさにつながっていると思っているのだが、あえて凶暴さを前面に出してメッセージを際だたせる演出としても今回は暗さがちょっと怖かった。

登場人物にしても、ジブリの王道を踏んだ構成になっているものの、例えばいつもなら悪の親玉の手下はどこか憎めないキャラ設定になっているところだが、今回は憎いだけのキャラになっているというところにも現れていると思う。

劇中には過去の宮崎駿監督の作品を思い起こさせるシーンが随所に散りばめられているものの、やはり宮崎駿監督の持っているスケール感やファンタジー性にはどうしても及ばない。親父の偉大さが際立ってしまったと思う。

・・・と、いまの世の中の暗い事件を写しているような場面もあったりして、ちょっと辛口のコメントになってしまった。もちろんこれは個人的な主観ということで、三ツ矢サイダーを買ってどうぞ劇場でお楽しみください(^^;

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新しい沖縄民謡~coi-naのすすめ~

先日、関空から東京羽田までJAL1316便に搭乗した。

この便はJTA(日本トランスオーシャン航空)の機材で運航されるため、機内オーディオもJAL機のプログラムとは異なり、JTAオリジナルのプログラムになっている。そのなかのひとつにコーラルウェイという、沖縄に関連した音楽のチャンネルがあるのがさすが那覇を拠点とする航空会社らしい。

せっかくなので、そのチャンネルを試聴していたところ、coi-naというグループの音楽が紹介されていた。琉球民謡をベースにしたアレンジになっており、独特の旋律とポップな感じが絶妙にマッチして、これが実に心地よいのである。

すぐにCDが欲しくなったのだが、「おきちゃんレコード」という沖縄のレコード会社制作なので入手は難しいかと思いつつ、それでもamazonで検索すると運良く取扱いがあったので、すぐに注文してしまった。

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~機内プログラムとミニアルバム「天燈」~

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