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June 2007

SKAGEN×ANA コラボウォッチ

飛行機に乗るとき、機内誌とともに機内販売の冊子をめくるのをひとつの楽しみにしている。

このところJAL搭乗が続いていたが、先日久々にANAを利用し、ANA SKYSHOPを手にしたところ、オリジナルウォッチが目に入ってきた。しかも前々から気になっていたデンマークの時計ブランド、スカーゲンとのコラボ企画ではないか。

これはいますぐにでも欲しいと思いCAを呼び止めようとしたが、この商品は機内販売ではなく通信販売であった。限定1,000本という誘惑にも負けて、降機後、速攻でモバイルサイトから注文してしまった。

翌日届いた注文確認のメールには納期が2週間と書かれていたが、その2日後には発送のおしらせが届き、結局注文から5日で手にすることができた。

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文字盤のカラーはANAのイメージに合わせたブルー。しかし写真で見る色よりも、より落ち着いた仕上がりになっていて好感が持てた。また光線の具合によっても、明るいインディゴブルーから濃紺まで変化して、いろいろな表情が楽しめる。文字盤も主張し過ぎず、オーソドックスななかに北欧らしい洗練されたデザインとなっている。

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そして裏蓋にはしっかりANAのロゴと、さりげなくLIMITED EDTIONの文字が刻まれ、マニア心をくすぐる一品である。

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日本唯一!水陸両用バスに乗る

つい先日、仕事で調べ物をしていたところ、日本に「水陸両用バス」(正確には水陸両用車?)なるものが存在することを知った。これはその名のとおり、道路も水上も走れる「007」に出てくるような乗り物。そしてさらに調べていくと、6月16日から大阪でツアー運行が開始されるらしい。これは乗り物大好き人間としては黙っていられずに、さっそく申し込んでしまった。

ツアーは大阪の中心部・なんばパークスから桜之宮公園まで道路を走行し、そこから大川に「ダイブ」。遊覧を楽しんだあと、再び桜之宮公園から地上に上がり、大阪のメインストリート・御堂筋をなんばまで戻ってくるという約2時間のコース。ツアー詳細はこちら【旅王国ヒップスのページへリンク】

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なんばパークスの駐車場に停まっていたバスを見た第一印象は、でかい。横に並んでいるハイデッカーバスと比べてみればほぼ同じ大きさなのだが、恐らくタイヤの小ささ(よくこれでこれだけ大きな車を支えられると思う)と、運転席の高さ(公道を走れる車のなかでは日本一の高さだそう)から、余計に大きく感じるのだろう。

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~タラップを使って乗車(乗船!?)~

ごついバンパーとヘッドライトの装甲、背が高くて窓ガラスのない客室、そして国土交通省が推す「ようこそ!ジャパン」のペイントに、こいつがただならぬ乗り物であることは一目でわかる。ひとたび道路に出てみれば、存在感抜群のこのバスは道行く通行人の注目を浴びながら、一路大川を目指す。

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~「遊覧船」のような客室~

走り出せば普通のバスなのだが、客室は遊覧船のような雰囲気で、とても奇妙な感覚を受ける。ちなみに種車はいすゞのトラックをアメリカで改造した車両なのだそうだが、運行にあたっては当然道路上と水上の両方の法規を満たす必要があるため、営業認可にあたっては苦労があった模様。これはDMVでも聞く話だ。運転手さんも、大型2種を持つバス会社の運転手さんと船舶免許を持つ船長さんの2人体制で乗務している。まさにDMVと同じスタイル。

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こんなところをバスが通っていいのか、というような狭い路地から公園の敷地内の川べりへ到着。いよいよここから水中に「ダイブ」する。


~水陸両用バス 入水シーン(動画)~

バスは川のなかへと続いているスロープから入水する。坂の途中で一旦停止したのち、ブレーキを緩めたバスは重力に身を任せてザブーンと水の中へ・・・気持ちよく浮いた。そして程なくスクリューの回転音が聞こえ始め、普通の船に早変わり。確かにこれはスゴイ。

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「船」はゆったりとしたスピードで大川の遊覧を約40分を楽しんだあと、桜之宮公園に戻り、さきほど入水したスロープから上陸することになる。今度は入水時と違い、川の向こう岸からフルスロットルで勢いを付けて、一気にスロープを駆け上がる。


~水陸両用バス 上陸シーン(動画)~


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~陸に上がった「船」~


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陸に上がると、水が滴る車体に水草などが付いているあたり、いままで水上を走ってきたんだなと実感する。しばしの休憩ののち、スクリューを固定して、再び道路を走行し、御堂筋を通りながらなんばパークスへ戻ってきた。

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~車内から地上はこんな眺め~

道路から線路に乗ってしまうDMVも強烈な印象を受けたが、水にそのまま入ってしまうというのもインパクトとしてはかなり大きく、今回はDMVとはまた別の驚きがあった。この水陸両用バスを推進しているのは大阪水かいどう808というNPO法人で、これまでもこの車両を使って各地でデモ走行を続けてきたらしいが、今回の営業走行をきっかけに車両の増備の準備も進めているということであり、これからお目にかかる機会も増えるかもしれない。来月には東京にも来るそうなので、楽しみだ。

なお、大阪での運行は6月16日~30日までの期間限定で1日4便が設定されている。ただし、潮位の関係で運行できないときがあり、この日も第2,3便が運休になっていた。こんな運行設定も水陸両用バスならではである。

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幻の体験運転

このところ、ロクサンからずいぶんと遠ざかってしまっている。最後に重連に乗ってから4ヶ月、単機に至っては6ヶ月も経っている。今日はそんな状況の中の久々の予約だった。

しかしこんなときに限って横槍が入るのは世の常。日曜の朝を会社で迎えながら、B3の予約に間に合うようになんとか片付けて新宿11時の湘南新宿ライン特別快速に飛び乗った。

新宿から高崎までは2時間弱の道のり。大宮を過ぎて、人気の少なくなったグリーン車でダウンしながら終点まであと2駅、というところまできて最悪の展開を迎えた。

「踏切事故発生」

1本前を先行する列車が乗用車との衝突事故を起こしたらしく、乗車していた列車は新町駅で完全に止まってしまった。しかも衝突した列車は自力走行できないという嫌な情報も伝わってきた。

とはいっても、とりあえず高崎まではあと2駅のところ。ここまできたら最悪、タクシーでもなんとかなりそうな距離なのだが、こんなときJRは本当に頼りにならない。駅では「復旧までには相当時間がかかる」と言いながら、一方で代行のバスもタクシーも手配する気配がない(上に問い合わせようともしない)。とにかく動くまで待て、という一点張りの説明では埒があかない。

仕方がないので、相乗りでタクシーということも考えながら、一度改札を出て駅前のバス乗り場を見てみると、ちゃんと高崎行きの路線バスがあるではないか。しかも30分後に発車する。こんな基本的な代替手段の案内すらできていなかったとは、推して知るべしである。

しかし所詮は路線バス。1台の中型バスで代替の乗客を運びきれるはずもなく、積み残しを出しながら、ぎゅう詰めの状態で高崎駅までたどり着いた時にはすでに14時半を回っていた。もっとも新町駅を離れる時点で今日の文化むらは諦めていたが、予想どおり、もうどうにもなる時間ではない。

さすがに高崎~熊谷間での新幹線への振替輸送は実施していたので、結局、高崎からとんぼ返りしてきた。

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~ちょっと珍しい振替票~

ちなみに今日の運賃は全額払い戻しの上、発駅まで無償送還扱い(自己負担といえども不通区間を越えているので、本来は当てはまらないのかもしれないけど、状況的に)。新幹線は無料。帰りの熊谷から乗ったグリーンも、行きが目的地まで到達できていなかったのでタダにしてもらえ、文化むらのキャンセル料も不可抗力なので大目に見てもらった。金銭的な被害は小さかったものの、肉体的、そしてやはり精神的なダメージが大きい1日だった。ガックシ。

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N904i雑感

ケータイを替えた。

これまでSo902iを使ってきて、痒いところに手が届かないなりに使いやすく、大きな不満はなかったのは確かだが、このところ「おサイフ」にいろいろ詰め込もうとするとどうも容量が足りなくなってきたところへ、スペック的にもデザイン的にもそこそこ満足できる端末が現れた。

かといって、そこに2,3万円をはたく価値までは感じなかったのだが、ちょうど使うあてもないまま保有してきたDoCoMoのPHS回線があり、解約の見返りにFOMA端末を無料でくれるキャンペーンを行使することができたので、これを機会にN904iのホワイトを買い増した。

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1日使ってみた感想として、

【長所】
・HSDPA対応でさすがに通信速度がはやい
・操作もサクサク感
・画面が大きい
・デザインがシンプル
・カメラが目立たない(レンズの出っ張りがない)
・脇腹のボタンとバイブレータで、ズボンのポケットに入れたまま着信有無を確認できる
・背面の有機ELもきれい
・GPSも便利カモ

と、なかなか好感触ではあったのだが、

【短所】
・iモード閲覧時のフォントが激しくイケてない

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のには萎えてしまった。これだけ大きくてきれいな液晶を積みながら、なんでギザギザでドットが潰れた文字にしなければならないのか、画竜点睛を欠いていると思う。カタログにはなかなか出てこないところなので、事前に気付かなかったのも悔しい。

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