JAL国内線「ファーストクラス」誕生
いよいよ12月からJALに導入される国内線「ファーストクラス」の全貌が明らかになった。
機内サービスに関しては、東京-大阪の飛行時間で食事まで出す必要性があるのかということはさておき、概ね事前に発表されていた内容と変わりなく、特段新鮮味はなかった。
それよりも気になったのが、地上サービスである。ファーストクラス利用時には、
・D/Pラウンジ、サクララウンジの利用
・優先搭乗
が可能になるらしい。
これまで多頻度会員ならではのメリットであった国内線のラウンジ、しかもJGCプレミア以上しか利用できなかったラウンジまで、たかだか1回8千円払うだけで誰でも「気軽に」使えるようになるという。多頻度会員をないがしろにしたとも受け取られかねないこの施策は、正直驚きであった。
さらに、これまでダイヤモンド会員相手にさえ実施してこなかった優先搭乗を、これまた1回こっきりの乗客に対して認めてしまうとは、JALは一体どこを見るつもりなのか、どうもちぐはぐな感が否めないと感じてしまった。(本日現在、多頻度会員に対する優先搭乗導入のアナウンスは見あたらない。)
やはりそこら辺の切り分けがしっかりしているのはANAなのかなと思った次第である。
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