トワイライトEXPのスイートに乗る-7
あたりはすっかり暗くなり、直江津を出る頃には夜汽車の姿へ。

景色が見えなり、白熱照明にライトアップされた個室は高級感を増す。
ここで食堂車からは2回目のディナータイムの案内があり、パブタイムまではあと2時間。ようやくベッドに少し転がると急激に睡魔が襲ってきた。思えば今週も月曜日からあまり寝ていない。昨日に至っては、会社から帰ってきてから出発の準備を整えた後、初電で出てきているのでほとんど徹夜に近い。
でも寝るなんて・・・と思ったところで、大きな液晶テレビのスイッチをON。車内ではテレビ放送は映らないものの、3本のビデオが上映中。オンデマンドではなかったが、釣りバカ、ハリーポッター、オーシャンズ13のなかから、釣りバカを見始めたらつい見入ってしまった。
21時を過ぎると、ダイニングカー「プレアデス」はパブタイムの営業に移る。案内放送を待って、さっそく3号車へ。この頃には何度か個室に足を運んでもらっているスタッフとも顔なじみのような雰囲気に。

北斗星の食堂車では、食事中も浴衣姿のおじさんが通り抜け、雰囲気をぶちこわしていた記憶があるが、トワイライトでは浴衣・スリッパでのラウンジカーの利用を遠慮願っているのでその点は安心できる。そもそも食堂車を境にしたA寝台側には最大でも20人しか乗っていないので、通り抜けも少なく非常に落ち着いている。

小1時間ほどお酒を楽しんだ後、部屋に戻り、就寝前にシャワーで汗を流す。スイートでシャワーを出すことができる時間は25分間と、2人で使っても余裕のある設定。水タンクに限りのある列車内で25分間も好きなだけお湯を流すことができることが、どれだけすごいことか。
線路はいつの間にか単線になり、列車は闇の中をひた走っている。

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