さよなら鶴丸ラストフライト
5月31日、長年に亘りJALのシンボルとして親しまれ、消えゆく「鶴」を見届けに、そのラストフライト搭乗に駆けつけた。
自分にとっても初めて乗った国際線はこの鶴丸のJAL。優雅に空を飛ぶ姿を連想させ、世界中のエアラインのなかでも類をみない趣のある、日本を象徴するマークだと思っていただけに、とても惜しい気持ちでいっぱいだった。これはJAL/JAS統合の最も愚かな失敗だ、と言ってしまおう。

ラストフライトは羽田-伊丹の往復。搭乗口では横断幕と、歴代の制服に身を包んだCAがお見送り。

機内はすでにFクラスも装備され、外装だけが生き延びていたことになる。
伊丹で50分の機内整備ののち、折り返しJL138便としていよいよ鶴のラストフライトの時を迎える。

また、鶴と同時にJALの旧ロゴもこれで消えることになる。鶴と同様にシンプルなデザインのなかに、対照的なシャープさが未だ色褪せていない。

そして最後の旧塗装機になったJALの777は、STAR JETとして各機に星座の愛称が付けられていたのも特徴であった。なにか夢が感じられる飛行機だった。

搭乗ゲートでは、羽田へ向けた最後のお見送り。

羽田着陸後、機内ではCAから鶴丸に対する感謝の挨拶が告げられると、自然に拍手がわき起こった。ビジネス路線の伊丹線なので、何事かと思った方も多かったでしょうね・・・
そして、関係者のお出迎えを受けながら名残惜しくも降機。ブリッジを抜けた先には・・・ここからは写真で雰囲気をお楽しみください。





やはりみんな愛着があるマークだったんだな・・・
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