北海道で気動車を操る!~りくべつ鉄道体験運転・2回目~
5月に「りくべつ鉄道」での運転を体験してから、早くも再び訪れる日がやってきました。
「りくべつ鉄道」のおさらいをすると、平成18年4月で歴史に幕を下ろした北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線の鉄道施設を活用し、素人が鉄道の運転を体験できるように整備された場所であり、国内において専用の施設で恒常的に実施しているのは碓氷峠鉄道文化むらと三笠鉄道村に並ぶ貴重な存在です。
そして特にここが他の施設と違うのはLコースという80分の体験コースで、1回1往復などという制限なく、時間内なら何度でもじっくりと運転を体験できるのが魅力です。(とはいっても、後述の点検などがあるので、5~6往復が限界ですが。)あいにく夏休み期間中の土日はそのLコースの設定がなくなるので、今回、夏休みシーズン前に再訪することとしました。

指導の運転士さんとともに車両に乗り込み、まず最初の20~30分で各種点検~エンジン起動を行います。点検では運転台のスイッチ整備のほか、一旦外に出て床下機器の説明を受けながら、標識灯やブレーキ、連結器、ジャンパ栓、燃料、オイルなどの状態を確認します。
指導してくださるのは銀河線の運転士OBであり、さらにもとはJRで特急も運転されていたことのある正真正銘の鉄道マン。やはり実物の車両を扱うだけあり気迫が伝わってきて、自ずとこちらも真剣になります。いくら「ごっこ遊び」とはいえども一歩間違えば事故も起きかねないものを扱うので、当然のことですね。
ひととおりの点検を済ませ、構内の誘導の準備が整うと、あとはお待ちかねの実際にハンドルを握っての運転体験となります。


運転コースは旧陸別駅構内の直線約500m。基本は途中の構内踏切でブレーキの練習を兼ねた停車または徐行を行いながら、2番線側を往復しますが、最後の方にポイントの切替を手動で行い、1番線に転線するというお楽しみもあります。

陸別駅構内の走行風景を動画でも・・・
運転の様子はこんな感じです。運転士さんに図々しくもカメラマンをお願いしてしまいましたm(_ _)m
そして前面展望風景。これはSコースの模様を同乗して撮らせてもらいました。運転できる距離もLコースより少し短めに設定されています。
ちなみにモーターカーも動態保存されてます。この日はトロッコを引っ張って試運転中。

構内全景。全ての車両が動態で保存してあるというのはスケールが大きいなと思うと共に、ぜひ今後も応援したくなります。

こんな昔ながらの鉄道のローカルな光景は、映画やドラマのひとこまにも出てきそうです。ロケ地としても使えるのでは・・・

「旅行・地域」カテゴリの記事
- デザインあ展に行ってみる(2018.10.06)
- 藤沢駅前の昭和レトロ(2018.07.22)
- きょ~ぉはたのしいひなまつり~(2016.03.03)
- 160mから雨の瀬戸内海を見る ~瀬戸大橋主塔登頂ツアー~(2015.09.19)
- billsで朝食を(2015.05.09)
「鉄道」カテゴリの記事
- LSE引退記念入場券をゲットする(2018.10.27)
- SL大樹とトレインビューな温泉宿(2018.10.07)
- 長電 と Perfume(2018.09.23)
- ぼくのなつやすみ2018~田園都市線のレア車を撮る~(2018.08.28)
- LSE三昧(2018.06.15)
「鉄道体験運転」カテゴリの記事
- ぼくはローカル線の運転士 ~りくべつ鉄道体験運転 銀河コース~(2015.09.10)
- りくべつ鉄道 銀河コース運転のたび(2013.09.29)
- 秋深まる陸別へ~りくべつ鉄道重連体験運転~(2011.10.22)
- 三笠SL体験線延長(2010.09.12)
- 2年振りのSL体験運転(2010.05.18)
The comments to this entry are closed.
Comments