デジカメ増殖中
カメラはコンデジもCanon。深く意識はしてなかったが、結果的になんとなくそう選び、特に大きな不満を抱くわけでもなく使い続けてきた。
しかし先日、人との待ち合わせの時間つぶしに電気屋でデジカメ売場を冷やかしていたら、久しぶりにビビビときた。それはリコーのGX200。ひとむかし前だったら見向きもしなかっただろうその無骨でメカニカルな形に一目惚れ。ビューファインダー付きながら5万円越えというおよそ普通のデジカメの価格ではないが、それを押しのける何かを信じて購入。

広角24mmスタートや1:1の画角などの自由さ、これでもかというカスタマイズの豊富さ、抜群の操作性そして液晶のきれいさはピカイチ。吐き出す画もいままで使っていたCanon機とは雰囲気の異なる開放感と、マクロのシャープさは裏切らなかった。



しかし楽しいカメラには違いないが、本体の大きさと手動式のレンズキャップというハンドリング上の難点から、私にはスナップ用に毎日持ち歩けるカメラにはなりえなかった。
そしてそれから1ヶ月後。今度は価格.comでビビビときた。高感度に強いコンデジを見ていたところ、定番のように「富士のF100fd」というクチコミが並ぶなか、NikonのS710というクチコミが目に入ってきた。
そういえば、デジイチではかなり勢いを付けているNikonだが、コンデジの評判はさっぱり聞かない。私もこれまで目にも止めなかった(あまり目に入らなかった)。価格.comのトピックスも、発売後1ヶ月経つにも関わらず2桁どまり。カメラトップメーカーの作るコンデジの上位機種とは思えないスルーっぷり(w
しかし、高感度に関して言えばF100fdを凌ぐというクチコミもあるなか、現物を店頭で見てみたところ、質感や触った感じはまずまず。またコンパクトながら絞り固定、SS固定、絞り/SS/ISOマニュアルモードもしっかり揃っており、対抗のCanon IXY920ISのデザインがどうにも好みに合わないこともあり、はじめてのNikonへの興味を押さえきれずに購入してしまった。(浮気性なヤツ)

ワンステップが余計な操作性のクセと、AFを含むレスポンスの遅さにはまどろっこしさを感じつつ、高感度への対応と色合いは自分好み。


これからしばらくは、ここ一番のときはデジイチ、ちょっとしたお出かけの風景撮りにはGX200、手軽なスナップ用にS710、動画中心にTX1、予備機にIXY10と使い分ける日々が続きそうだ。
(掲載の写真はリサイズのみで補正はしてません)
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