九州ブルトレ争奪戦
いよいよ富士・はやぶさの最終週の寝台券争奪戦が始まった。特に、定時で上がることができない弱気なサラリーマンにとっては、3月7日土曜日発が大手を振って乗車できる最後の週末。その寝台券の発売日が今日であった。
今回は事前に手回し(といっても一般人なので裏はないです)をしている余裕もなかったので、駅のみどりの窓口で攻める正攻法しかなかった。しかし朝は完全に出遅れ、9時過ぎの山手線内の駅を数駅回るも、事前受付には軒並み先客がある状態。ある駅ではこちらが事前受付の順番を聞いただけで、「寝台でしょ?今からではもう無理だと思いますよ」と完全に見透かされてしまった。そう、今日は一番叩きでなければ勝ちの見込みは120%ないのだ。
そんななか、一番叩きをしてもらえそうな窓口を発見したのが9時57分(あぶね~)。本日分発売を希望すると、そのまま待って打ってもらえることになった。
狙うはダメ元でA寝台個室。こちらの希望を伝えると、窓口氏は迷うことなく一発で入力を完了し、きちんと他の日付で入力が正しいことも確認して待機。あ、この人はできる。個室のリクエストなどはここでエラーを連発してしまう頼りない係員もいる。
こちらが「A個室がダメなら、なんでも・・・」と言おうとするも、「これは一発勝負ですよ」との返事。この窓口氏、なんか気合い入ってるぞ。
そして、デスクにある電話のオンフックで時報を流し始めて、発信キーに指をかけた。おお、マジやる気だ。そして、タイミングを見計らってパチッと一発。しばしの沈黙のあと・・・
プリンタが動きだし、長細いチケットが出てきたとき、窓口氏が小さな声で「ヨシッ」とつぶやいたのを聞き逃さなかった。こちらはまさか取れるとは思っていなかったので、思わず笑ってしまった。一応財布にお金入れておいて良かった・・・
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