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May 2009

上州ポタリング

午前中に文化むらで遊んだあと、午後は上信電鉄を目指して富岡へ向かうことにしました。自転車っぽいことをしてみたくて(^^;

まずはしばらく横川の旧街道沿いを走ったあと、いつもは車で通る国道18号に合流。国道沿いには一応 自転車通行可な歩道も整備されているので、のんびり走る折りたたみ自転車でもとりあえず安全に走ることができます。

五料の交差点で、これまたいつもは上信越道の入口目指して車で通る県道51号に入ります。車ならスイスイな坂道も今日は自分の力で上らないと。途中、ロードな方に軽々と抜かれていきました。

少し頑張ると、平らな道に戻ります。そして県道213号に入り、妙義神社の方へ。再び上り坂で最初はなんとかゆっくりと上れましたが、神社にたどり着く一歩手前の急坂であえなく足を着きました(υ´ Д`)。3段変速しかない自転車のせいもあるでしょうが、大きくは普段の運動不足に反省。

ここまで全く写真がないのは、余裕がなかった証拠です(^^;

頑張ったのはここまで。心折れた軟弱者はとてもこのまま妙義山へ上る気にはならず、妙義神社の前にある道の駅で小休止したあと、下り一本調子な県道191号、高田川サイクリングロードと抜けて、上州一ノ宮へ。

ちなみにサイクリングロードは、途中、遠足の小学生の集団とすれ違ったほか、だ~れもいませんでした。

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国道254号と裏道を経由して、富岡へ。しかし途中でどうも方向感覚をなくします。一応サイクリングマップは持ってきましたが、車でもカーナビに頼り切りになってしまっている自分を恨めしく思いました。そんな時は気軽に立ち止まって地図を広げたり、他人に聞けるのがいいところですが。

富岡と言えば富岡製糸場ですね。富岡日記、学生の頃に学校で読まされたけど、忘れてしまいました・・・

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中の敷地は広いですが、どこに隠れているんだというくらい、狭い路地の普通の街中にいきなり構えてました。

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まだ時間が早かったですが、これでもうちに帰ると夕飯にちょうど良い時間なので、早々に切り上げ。

上州富岡駅も地方私鉄の雰囲気が色濃く残る駅舎で味がありました。左下の黒い物体が、積み込み準備が完了したブロンプトンです。コンパクト。

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上信電鉄は、その昔、イライラ棒が有名だったテレ朝の「これができたら百万円」という番組で、始発から終点までどこにも掴まらずに立ち続けることができたチャレンジャーに百万円(確か成功者なし)という、鉄道会社がよくこの企画を許したなと思うようなネタで取り上げられたことがあるとおり、良く揺れました。

信越線ではドア脇に置きっぱなしていた自転車も、倒れそうで足元に置いておきました。

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高崎からは再び湘南新宿ラインで自宅への道のり。湘南新宿ラインは2階建てグリーン車が付いていますが、車両の両端にある平屋部分の一番後ろに置ければラクラクです。逆にここが空いていないと辛いですね。

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今度は下仁田へ行ってみたいです。

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ついに最終ステップ・車掌車連結体験へ

■EF63体験運転 第70,71回【重連】

先月重連連結訓練を終え、ついに最終ステップの重連連結体験まで進めることになりました。ここのところ非常に予約が取りづらくなっているものの、運良くキャンセルを確保できたので今月も新緑の美しい横川へやってきました。

今日はブロンプトンをさっそくお供に連れてきました。初の輪行にトライしてみましたが、自宅からJRの駅まで走らせたら、あとは湘南新宿ラインに積み込んで高崎までダイレクト。高崎駅での信越線への乗換はエレベータもあるし、実にスムーズです。(値段的にはETC割引1,000円のおかげで、実は車で来た方が全然安いんですが。)

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で、今日の組み合わせは11号機と12号機。このほどお召し仕様にお色直しされた11号機が横川方に来てます。

文化むらは10周年を迎えて、様々な記念イベントを実施しています。

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普段は屋内展示されているED40も屋外に出てきているのも珍しい光景です。太陽の下でのブドウ色が渋いですね。

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それらを横目に見ながら、さっそく受付を済ませて体験線に向かうとちょうどA2のコマが終わるところでした。普段は体験線の横川方の奥に押し込まれている車掌車ですが、重連連結運転の日だけは軽井沢方に出てきます。この姿を見るのも今日が初めてで、なかなか新鮮です。

私の順番はA4,A5なので、A3はほかの体験機関士さんとともに車掌車に添乗させてもらうことにしました。さすがにこのコースになると、周りは100回以上来ている先輩ばかりです。

流れとしては、

1.トロッコの入線を跨ぐ時間帯は、3両で体験線側に待避。

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2.トロッコが発車したら、車掌車を連結位置まで押し上げ。

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3.車掌車を開放して、機関車は所定の位置まで一旦後退。

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4.改めて連結。(ここは訓練の段取りと一緒)

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5.連結完了後、3両で体験線を往復。

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6.トロッコの入線を跨がない時間帯は3.の位置で車掌車を開放し、所定位置へ。(次は4.からスタート)
 跨ぐ場合は、1.に戻る。

というような感じになっていました。

ちっちゃな一両ですが、さりとてきちんとした編成ですからね。見た目にも単機とは全然違う迫力があります。連結の時の手応えもしっかり伝わってきます。ここまで通ってみた甲斐がありました。

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ちなみに1.のときは、63を本当に奥の奥まで入れないとトロッコが入れないことになります。

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運転台からはもうレールが見えません。この先1mくらいしか余裕がないので、正直止めるのがコワイです。

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そんなこんなで、午前中があっという間に終了。

このところおぎのやさんでの昼食が続いていたので、東京屋さんでカレーの昼食を取り、午後は自転車で横川を離れることにしました。

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とりあえず足慣らし

会社まで50kmは無理にしても、乗換駅まで自転車通勤という手もありますが、いずれにしてもコイツを長時間ほったらかしておく勇気はまだないので、週末にしか乗るチャンスはありません。

しかし、今週はあいにくの空模様。自転車屋さんには早めに慣らした方が良いということを言われたこともあり、まだ雨は降ってきていなかったので、とりあえず家を出てみました。

でも、30分位走ったところで、ポツリポツリ。軟弱者なので早々に引き返してきてしまいました。

この自転車、駐輪するときはこんな形になるのが面白いです。(普通のスタンドは付いてません。オプションとしても用意されていなく、自転車屋さんでも「特に付けたいというなら付けられないこともないですが・・・」といった感じでした。)

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あと、サイクルコンピュータが面白そうなので付けてみました。コンピュータといっても、速度と距離、平均時速程度が表示できるだけのものですが。

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モノはAmazonで安く調達。ワイヤレスなのでスポークに回転数検出用のマグネットとフレームに発信器、ハンドルに本体を取り付けるだけで、ド素人でもカンタン装着でした。

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軽く流す感じで気持ちよく走れるのが20〜25km/h位です。

まだ分からないことが多いのですが、追々いじっていきたいです。

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ブロンプトンに乗る

自転車買いました。いわゆる折りたたみ自転車です。

実は前々から欲しいと思っていました。廃線跡を活用したサイクリングロードとか、出先の街歩きとかで自転車で軽く走ってみたりしたいなと思うことがありながら、さりとて軟弱者で面倒くさがりなので大きな自転車を担いで旅行するなどということは考えられず、気軽に車や電車に積めるものが理想でした。

折りたたみ自転車ならホームセンターとかにも売っていますが、せっかく買うなら仮に多少高くても性能に優れて走りやすい物にしたいと思って調べたところ、BD-1に狙いを定めて横浜・山下公園近くにあるサイクリングショップに実物を見に足を運んでみました。

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~試乗させてもらったBD-1~

そして、お店で相談したところ、薦められたのがBROMPTONという自転車でした。もちろんBD-1にも試乗しました。かれこれ2回お店に足を運び、両方とも5,6回くらい試乗させてもらい、ちょっと迷いましたが、自分の目的と3アクションで小さく折りたためてしまうシンプルさ、そして乗りやすさからBROMPTONに決めました。BD-1とは姿勢もずいぶん違います。この種の自転車は初めて乗りましたが、見た目にそぐわずグイグイ走るのにはイメージが覆りました。

ただ、路面の凸凹の衝撃は結構伝わってきて、やはり荒れた道はちょっと厳しそうです。ガツガツ走るならBD-1の方が良かったのかもしれません。でもフレームのカーブのところなんかがオシャレなのも気に入った理由のひとつです。そして折りたたむと、車のトランクはおろか、後部座席の床にもスッポリ収まります。

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~納車直後の緑ブロ~

専門の自転車屋さんというと敷居が高いというイメージがあり、扉を開けるのに少し勇気が要りましたが(^^;、普通に説明してくれましたし(当たり前ですが)、ふらっと立ち寄っただけなのに試乗も自由にさせてもらえたり、お店の印象が良かったのも購入に至る遠因になりました。あとで自転車関連の雑誌を見たら、記事によく出てる店長さんでした(^^;

大事に乗りたいと思います。

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幻のアーチ橋・タウシュベツ川橋梁を訪ねる

今回の渡道には、りくべつ鉄道訪問のほかにもうひとつの目的がありました。それが、幻の橋と言われるようになった「タウシュベツ川橋梁」の訪問です。

旧士幌線の廃線跡のひとつで、ダム建設による線路の付け替えで廃止になった橋が、ダム湖の水位が下がったときだけ姿を見せることから幻の橋と呼ばれます。そして長年の浸食の結果、神秘的な姿となった一方で、老朽化が進んでおり、いまの姿ではあと何年も持たないのではとも言われていることから、本当に幻になる前に一度は訪れてみたいと思っていました。

行き方を調べたところ、現在はアクセスできる林道は一般車両通行止めとなっており、個人で訪問する際の最も手軽で安心と思われる方法として、現地のNPO法人が開催しているガイドツアーに参加しました。

糠平温泉の文化センターに集合し、長靴も貸してもらって準備万端です。

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参加者7名でワゴン車に乗り込み、現地へ向かいます。途中の林道はゲートがあり、許可車両しか通行できません。なんでも昨年JRのポスターに使用されてから一気に人気が高まったと同時に、林道での車の転落事故が多発し、これ以上放置できなくなってしまったとのこと。確かに林道は離合が困難な幅員しかない上、さらに未舗装で崖の部分もあり、路肩は大変危険な状態です。また熊も普通に出没するらしいので、そのような意味からもツアー参加が無難です。

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途中で車を降り、少しだけ廃線跡の切り通しを歩きます。

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そして、切り通しの向こうに、湖にむけて続く構造物がそれでした。

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崩れゆく物の美というと大げさですが、やはり間近で見ると迫力があります。

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いまの時期はまだダム湖の水が溜まっていませんが、これから6月にかけて次第に水位が上昇し、どんどん違った姿を見せるようになるそうです。

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水鏡が見れる時期や、雪で覆われる時期にも来たいと思わせる構造物でした。

タウシュベツ川橋梁を見たあとは、国道沿いの遺構も何カ所か案内してもらえます。これは第5音更川橋梁。

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そして幌加駅跡です。ここにはまだレールが少しだけ残っています。2面3線と思われる広い構内は、いまの姿からは想像もつかない繁栄の時期があったことを物語っています。

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2時間半のコースでしたが、気さくなガイドさんに親切な案内をしていただき、大変充実した内容でした。詳しくはこちらに案内が載っています。

なお、国道沿いの展望台からも遠くに橋の姿を見ることができます。これはこれで壮大な景色が見られます。

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今年もりくべつ鉄道出発進行

今年も昨年に引き続き、北海道ちほく高原鉄道の廃線跡を活用した「りくべつ鉄道」が営業を開始したので、再訪してみました。

北海道はまだ桜が咲く穏やかな天気でしたが、日中は東京より暑いくらい。しかし風は心地よい季節です。

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今回は旭川空港から層雲峡・留辺蘂を経由し陸別へ向かうルート。置戸からまた鉄道の痕跡をたどりながら向かいました。銀河線の主要駅は地域のコミュニティセンターとして駅舎が新しくされていたおかげで、風情はなくなった代わりにいまでもまちの顔として機能しています。置戸も然りで、建物の裏手にひっそりと鉄道の痕跡が残されています。

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こちらは小利別駅跡。ここも小ぎれいな駅舎になっていました。

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このあたりは撮影しやすい場所も多く、廃止前には何カ所かでシャッターを切っていました。レールと枕木はすっかり撤去されてしまっていますが、まだまだ軌道の跡ははっきりわかります。

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そんなこんなで陸別駅へ到着。

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いつもそうですが、ここだけはまだ鉄道の息吹が感じられる場所で、到着するとなんだかホッとします。

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今回はまた80分間のLコースで体験しました。体験内容は基本的に昨年と同じで、仕業点検に始まり、2番線を経由する往復コースと、ポイントを切り替えて1番線に乗り入れるコースの組み合わせです。しかしLコースは運転できる距離も長いですし、時間内なら好きなだけ動かすことができるのが魅力です。標準は5~6往復程度らしいですが、今回は私もLコース3回目ということで、少し多めに運転できました。

各踏切に監視員を配置する方法も同じで、日差しが強いなか1時間も遊びに付き合って頂いて、ちょっと恐縮です。

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この先は、ぜひ連結体験や2両編成での運転などをしてみたいものですが、見た目にも車両の傷みが進んでいる様子だったのが気がかりでした。また軌道も碓氷峠は60kレールのPC枕木でもともとしっかりしていますが、こちらは30kレールの木枕木で、乗り心地もそれなりです。大がかりなメンテナンスは期待できないので、車両も軌道も大事に使っていってもらいたいものです。

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スーパー駅長「たま」に会いに行く

11億円を生み出したとも言われる猫ってどうなのよ。

ちょっと拝みにいってみようかということで連休最終日。あいにくの空模様でしたが、関空に飛んで、ゆらゆらと電車に揺られて、貴志駅まで来てしまいました。

一見すると、駅前に雑貨屋が一軒あるだけの、のどかな終端駅なのですが・・・

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あ、いました、いました。GW中にも関わらず、出勤ご苦労様です。小ぎれいな駅長室です。

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なんだか眠そうですが・・・。

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そのうち、駅長室から改札口に出てきてくれました。もちろんあっという間に人だかりです。

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しかし慣れたもので、カメラの放列にもお構いなし。気の向くままに座ったり、寝そべったり・・・

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子供がいじっても我関せず。これはすごい。この駅長、特に綱でつないである訳でもなく、自由です。ある意味、間が抜けているというかなんというか・・・(^^;。具合が悪いわけではないとは思いますが。

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私もスーパー駅長の姿をアップで撮らせてもらいます。

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一仕事が終わったら、再び駅長室に戻って、帽子を脱ぎ捨てて皆が注目するなかさっさとお昼寝モードになってしまいました。う~ん、この自由奔放さ、思いっきり猫だ。

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駅長室では助役のミーコとちびが、たまの働きっぷりに無関心のまま一緒に昼寝してるし。

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実際訪れてみて、たまがスーパー駅長と言われる所以がよ~く分かりました。ここまで来ると、なんだか和歌山電鉄の方がたまと運命共同体になってしまったような気がしないでもないですが、、、

帰りはもちろんたま電車で。

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もう、至る所、猫、猫、猫。猫好きも猫嫌いも卒倒しそうな電車です。しかしもしこれで通勤することになったら、それはそれで考えモノかも。

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