今年もりくべつ鉄道出発進行
今年も昨年に引き続き、北海道ちほく高原鉄道の廃線跡を活用した「りくべつ鉄道」が営業を開始したので、再訪してみました。
北海道はまだ桜が咲く穏やかな天気でしたが、日中は東京より暑いくらい。しかし風は心地よい季節です。
今回は旭川空港から層雲峡・留辺蘂を経由し陸別へ向かうルート。置戸からまた鉄道の痕跡をたどりながら向かいました。銀河線の主要駅は地域のコミュニティセンターとして駅舎が新しくされていたおかげで、風情はなくなった代わりにいまでもまちの顔として機能しています。置戸も然りで、建物の裏手にひっそりと鉄道の痕跡が残されています。
こちらは小利別駅跡。ここも小ぎれいな駅舎になっていました。
このあたりは撮影しやすい場所も多く、廃止前には何カ所かでシャッターを切っていました。レールと枕木はすっかり撤去されてしまっていますが、まだまだ軌道の跡ははっきりわかります。
そんなこんなで陸別駅へ到着。
いつもそうですが、ここだけはまだ鉄道の息吹が感じられる場所で、到着するとなんだかホッとします。
今回はまた80分間のLコースで体験しました。体験内容は基本的に昨年と同じで、仕業点検に始まり、2番線を経由する往復コースと、ポイントを切り替えて1番線に乗り入れるコースの組み合わせです。しかしLコースは運転できる距離も長いですし、時間内なら好きなだけ動かすことができるのが魅力です。標準は5~6往復程度らしいですが、今回は私もLコース3回目ということで、少し多めに運転できました。
各踏切に監視員を配置する方法も同じで、日差しが強いなか1時間も遊びに付き合って頂いて、ちょっと恐縮です。
この先は、ぜひ連結体験や2両編成での運転などをしてみたいものですが、見た目にも車両の傷みが進んでいる様子だったのが気がかりでした。また軌道も碓氷峠は60kレールのPC枕木でもともとしっかりしていますが、こちらは30kレールの木枕木で、乗り心地もそれなりです。大がかりなメンテナンスは期待できないので、車両も軌道も大事に使っていってもらいたいものです。
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