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ユーラシア大陸最西端へ弾丸の旅~リスボンへ~

ということで、3泊5日の旅の行き先はポルトガルでした。

ポルトガルへは日本からの直行便はないため、
行き:ミュンヘン経由のNRT-MUC LH715/MUC-LIS LH4544
帰り:ロンドン経由のLIS-LHR TP356/LHR-NRT NH202
でプランニングしました。

チケットは今年で有効期限を迎えるANAマイルを消費するために、スターアライアンス特典航空券を使用。特典でしか縁のないビジネスクラスで発券し、ついでに特典ならではの遊び方として行きと帰りの航空会社をあえて変えてみました。

ただ、この全区間を特典にすると区間距離が14,000マイルを越えてしまい、この14,000マイルを境に特典航空券で必要なマイル数が15,000マイル余計に掛かってきてしまうので、LIS-LHRは別途TAPの正規割引運賃で調達し、マイルを節約しました。

しかし、8月、しかも週末を含むヨーロッパ行きの特典航空券なぞ、去年まではまず満席で空席待ちの行列だったのに、今年はポツポツと空きが見られ、2週間前にも関わらずあっさりと予約ができました。やはり不景気のせいですかね・・・LHが日本線を飛ばしすぎなのでは?と思うところもありますが・・・(^^;

ルフトハンザは初めての搭乗です。搭乗券にも航空会社の個性が表れますね。日系の搭乗券はちょっと無機的すぎるような・・・

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ミュンヘンまではA340-300で12時間の旅になります。

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ビジネスクラスは2-2-2の配置。今回アサインされたファーストクラス背後の区画は2列分しかなく、ちょっとした個室気分です。またこの区画は中央のオーバーヘッドキャビンがなく、開放感がありました。

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外国の航空会社のCも初めての搭乗になりましたが、日系と違うのは離陸前にウエルカムドリンクが配られるところでしょうか。1回目の機内食は洋食をチョイス。「スターシェフ」を名乗るだけあって、味は満足しました。

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CAのサービスは質実剛健というか、Cといえどもかなりあっさりとしていて日系のあの至れり尽くせり感とは随分違いました。これもお国柄の違いですね。好みの範疇に入るような気もします。

中間食はおにぎりとサンドウィッチのみ。しかも一斉にサービスを始めました。これはYと同じ感じ?ここも「間食はお好きなときにお好きなものを」を売りにしている日系とは大きく差を感じたところでした。

そして2回目の食事は和食をチョイス。2回目はワンプレートでした。食器こそ陶器ですが、これもYと大差ないような気が・・・。全般的に、もし同じ条件で航空会社を選べんでCに乗れるならやっぱり日系がいいなぁ、というような感じでした。

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ただ、シートはもちろんフラットになるのでそこは長い12時間のフライトも、Yと比べたら天国なのはいうまでもありません。

定刻でミュンヘン着。ミュンヘン空港はルフトハンザのハブ空港のひとつですが、明るく機能的な空港で、乗り継ぎの動線もシンプルに迷うことがありません。

入国審査では行き先、目的、訪問回数の質問を受けてパス。パリなんかではなにも聞かれず、スタンプさえも押さずにパスポートを返されるので、質問されることが意外でした。

1時間ばかり待ち時間ができたのでラウンジでネットにつなごうとしましたが、無線LANの一時利用が60分8ユーロもするのでパス。Docomoの無線LANなどとローミング接続もできるようでした。

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直線でデザインされたターミナル内。このまっすぐさがいかにもドイツな感じ?(^^;

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ミュンヘンからリスボンのフライトはA321です。夕焼けに染まりつつあるスイスの山並みを越えて西を目指します。

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この区間もビジネスクラスでしたが、ビジネスと言ってもシート自体もシートピッチもエコノミーと同じで、ただ3-3の配列の真ん中の座席をブロックして2-2で提供しています。小さな機材にも一生懸命クラスJとかプレミアムクラスとか立派なシートを設置している日本では考えられない割り切り方です。

ただ、機内食はそれなりの物がでてきます。このおかげで、リスボンに着いたらあとは寝るだけの状態になれました。

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定刻の21:35、リスボン空港着。

ホテルは中心部に取ってありまだバスもありましたが、初めての街の夜なのでタクシーで向かうことにしました。ただ、タクシーもやはり緊張しますが、外務省の安全情報でも「まぁタクシーが一番安全なんじゃないですか?」位に書いてあったので、信頼するしかありません。

結局、運転手さんには行き先も理解してもらい、無事に着きました。見事にぼられましたけど(泣)

メーターを深夜料金T2で倒すべきところ、なぜか安い昼間料金のT1で走行。ただその代わりに、地図を見ていると道は遠回り。メーターが約12ユーロ(トランク代込み)だったので、15ユーロ渡しておつりもらいたいな~と思ったら、「サンキューサンキュー」って、おつりは渡す気ありません的な感じでやられました。空港から市内で、メーターに関わらず定額でよこせっていう感じだったのでしょうか。

ただ、空港の案内所で売っているタクシーバウチャーが17.5ユーロ、ガイドブックに書いてある相場感とも大きな差はなかったので、これくらいなら無事着いたことの安堵感とさっさとホテルに入りたいという気が勝って、バイバイしてしまいました。

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