ユーラシア大陸最西端へ弾丸の旅~ポルトのトラム~
ドン・ルイス一世橋をあとにして、ドウロ川沿いに進み、次はトラムを目指すことにします。


下流に向けて少し歩いたあと、少し坂道を上ったところにあるサン・フランシスコ教会の脇からトラムが出ています。このトラムは先ほどの最先端のメトロとは打って変わって、2軸単車のレトロ車両がトコトコ走っています。ポール集電で、折り返しの際には運転手さんがポールを回す姿が見られます。

車内は木造ダブルルーフに、電球の照明。まるで明治村に来たような感覚です。運行間隔も30分おきと、日常生活で使うには使いにくいダイヤで完全に観光用かと思いきや、観光客に混じって普通のお客さんもそこそこ乗っているのが意外でした。

1番系統で、18番と合流するマサレロス停留所まで乗車。

ここには市電の車庫とともに、市電博物館が併設されています。

当然入館します(^^;。なかには歴代の車両が所狭しと並べられていました。ミュージアムショップも併設されており、ピンバッジ、マグカップ、Tシャツ、模型、書籍などのトラムグッズが買えます。

18番で中心部の方へ折り返し、カルモ教会へ。

そろそろリスボンへ戻る時間も近づいてきたので、徒歩でサン・ベント駅の方向を目指します。街中には一般営業はしていないはずの場所にもトラムの線路が張り巡らされており、観光用のトラムが走れるようになっているようでした。

ポルトのもうひとつの駅、サン・ベント駅。これも芸術的な建物です。

はっきりいって、地図がなければ外観からではこれが駅だということはまったく分かりません。

ここからリスボン行きの列車が発車するカンパニャン駅への近郊電車が発車していますが、来たときと同じようにメトロで戻りました。

リスボンへの帰りは、特急アルファペンドラ―で。チザルピーノなどと同じ形をしている振り子車両です。実は所要時間はICとそんなに差がなかったりします。

ただ、こちらの1等車ではテレビ、シートオーディオがあり、ドリンクとビスケットのサービスが付いていました。

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