ユーラシア大陸最西端へ弾丸の旅~ポルトへ~
次の日はさっそく少し足を延ばしてポルトへ行ってみることにしました。目的は鉄道併用橋ドン・ルイス一世橋です。今回、この橋を見るのがポルトガルに来た目的のひとつです。
リスボンからポルトへは鉄道で約3時間。リスボンの鉄道駅は行き先によって何カ所かに分かれており、ポルトへの列車はサンタ・アポローニャ駅から出発します。手持ちの「地球の歩き方」によれば、公共交通ではアクセス手段はバスしかない様子。そこで、「歩き方」に書いてある駅を通るバスの系統番号の乗り場をロシオ広場やフィゲイラ広場で探せども、みつかりません。しかも「歩き方」に書いてあるフィゲイラ広場のバス案内所さえ見あたらない状況。
埒が明かず、またタクシーを捕まえてしまいました。リスボンはタクシーが安く、初乗りが2ユーロちょっとなので気軽に使えます。運転は結構荒く、スリルがありますが。
サンタ・アポローニャ駅は水色に塗られた南国の洋館を思わせるたたずまい。ここにきてちょっと熊本駅を思い出してしまいました(汗

ポルトへの切符を購入し、駅構内を見渡すとここでなんと「メトロ」のマークを発見。実は手持ちの「歩き方」は少し古い07-08年版で、これに掲載されているメトロ路線図ではここまで乗り入れていないので、最近延伸されたのでしょうか。やはりガイドブックは最新版を買ってこないとダメです。

行きはIC(急行列車)、機関車牽引の客車列車です。

行き先と号車を確かめて乗車。

1等車は1-2配置。1等でも往復で約60ユーロ、距離的には東京-名古屋間程度のイメージなので、日本の新幹線のグリーン料金と単純に比較すると激安です。

車内には半室のビュッフェも連結されており、サンドウィッチなどの軽食がありました。

車窓は農耕地が広がる景色が多かったのですが、時折見られる住宅地は南仏でみたように、白壁のきれいな建物が並びます。途中のローカル駅ではいかにもという感じの小さなかわいらしい駅舎が印象的でした。



のんびりとした空気を乗せた列車は走り続け、ドウロ川が見えてきました。

昼下がりのポルトに到着です。

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