ユーラシア大陸最西端へ弾丸の旅~帰国の途~
乗り物に乗る合間に観光や買い物をしているうちに、時間はあっという間に過ぎていきました。


夜景の美しさはヨーロッパ共通です。


ということで、ポルトガルまで行ってリスボンがこれだけ?というバランス無視な構成ですが、もう帰る時になってしまいました。
ホテルからは再びタクシーで空港まで。思えば旧市街ばかり歩いていましたが、タクシーの車窓から見る新市街はなんの面白みもない街並みでした。そんなギャップ、メリハリが旧市街を引き立てているのかもしれません。

リスボン空港からヒースローまではポルトガル航空です。
ANAがSFCのスターアライアンスゴールド永久資格(なのか?)を謳ってくれているおかげで、ANAにあまり乗らなくなった今でもその恩恵に預かっていますが、特に海外旅行の時の快適性の違いを今回も実感しました。他の航空会社では安売りしているステータスじゃないんですよね。
まだ受付が始まらずに行列ができているYのカウンターを横目に待ち時間なしでチェックイン、アサインされる座席は安いチケットでもキャビンの最前列、隣席ブロック、ファストセキュリティレーンへのご案内、もちろんラウンジ利用と・・・ホントすいませんという感じです。
なお、帰国に際しては最後の難関、ロンドン乗り継ぎがあります。定刻での乗り継ぎ時間が2時間10分と余裕がある方ではなく、しかも今回はリスボン-ロンドンと、ロンドン-成田を別切りで予約。さらにロンドン-成田は特典航空券なのでイレギュラーに対しては弱い立場。万が一乗り継ぎに失敗した場合を考えると実はこの旅行で一番不安なポイントでした。
この不安は見事的中。搭乗予定のロンド行きが遅延しており、チェックインでコネクションをアピールし、さらに念のためANAのロンドン支店にも乗り継ぐ旨を電話で伝えておきました。が、情報は入れておくので着いたらANAのカウンターまで急いできてくださいと案内してもらえたものの、乗り継ぎを保証する言葉はなくやや不安。

結局定刻より遅れること45分でようやくドアクローズ。もしこれ以上遅れたらちょっとまずいかも・・・という焦りが出てきますが、しかしどうにもなることではないので、着くまでは落ち着いておきます。

イベリア半島の端っこを眺めてヨーロッパ大陸に別れを告げます。スムーズにアプローチできたおかげで、結局遅れは定刻の30分遅れで済んだようです。
ここで日本なら降機口に誘導のGHが待ち構えていそうなものですが、そこは外国なので自力で移動です。とはいっても飛行機を降りたらあとは紫色のConnection Flightの看板に沿って進むだけです。ターミナル1から3へ移動しなくてはなりませんが、幸い連絡バスもすぐに出発し、セキュリティチェックもガラガラだったおかげで、ANAの乗り継ぎカウンターまで20分でたどり着き、「お待ちしておりました」と最終区間の搭乗券を手にしてやっと安心しました。
ミュンヘンを降りてからほとんど日本人を見掛けませんでしたが、ANAとJALが同時間帯に出発することもあって、ここからは日本語が飛び交っています。しかも免税店の出口では、ANAとJALのおねえさんが2人仲良く並んで「東京行きの乗り場こっち→」のプラカードを掲げているあたりが、さすが日系。ここから至れり尽くせりが始まってます。っていうか、もう過保護(笑)。こうでもしないと結局出発が遅れるから、なんですかね。
ANAの飛行機に乗ったらもうすっかり日本に帰ってきた気分になりました。担当してくれたCAさんもANAらしい自然な至れり尽くせり感で、日系・ANAの良さを再認識しました。同じ日系でも赤い会社だとなぜかちょっと構えちゃうんですよね・・・
帰国便は味はどうでも良いので、いつもとにかくどうしても和食が食べたくなってしまいます。しかし、このカーテンの向こう、ファーストクラスはどんなサービスなんでしょうねぇ・・・やはり一度は乗ってみたい(タダで。)

中間食にはきつねうどんをリクエスト、2回目の食事も和食セットと、和食づくしで定刻成田着。短い弾丸の旅が終わりました。
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