今日は大糸線でキハ52の3両運転がありました。ここのキハ52もいよいよ今年度限りかという噂を聞くなか、これが最後のチャンスのような気がしたので、前日に急遽出掛けることを決めました。
しかし迷ったのがその行き方。鉄道で東京から南小谷へ向かうというと、中央線・大糸線経由がオーソドックスなルートだと思いますが、これだと朝イチで出発しても南小谷に着くのが11:41になってしまい、お目当ての428Dの撮影には間に合わない・・・という根本的な問題に気付きました。どうしたものかと時刻表をひっくり返したところ、目にとまったのが新幹線。
新架線で長野、長野から特急バスで栂池高原、さらに路線バスを乗り継ぐと、428D通過の1時間前には撮影地の近くの停留所にダイレクトに到着できるというルートを発見し、俄然ひとりで盛り上がってしまいました。さすが新幹線。
・・・その後、なにもそこまで公共交通でのアクセスにこだわらなくても、ということで結局長野でレンタカーを借りることに落ち着きましたが、レンタカーを借りるにしても松本だろうと思っていたので、長野-白馬を結ぶ道路の存在は個人的には意外な発見でした。
ということで、あさま505号で出発。
予定どおり長野で車を借りて白馬方面へ向かいます。ここで、大町街道を指示したカーナビのルートを無視して国道406号に入ってしまったところ、対面通行あり、ちょっとハンドルを誤れば谷底へ・・・の山道が連続する"酷道"にはまってしまいました。予想外に時間をロスしながら白馬を経由して南小谷へ到着。
少し奥の方へ進んで姫川と絡めた写真が取れる場所も魅力的でしたが、結局南小谷-中土間で場所を決めました。もう少しお仲間の姿を見てもよさそうなものでしたが、ほかの場所に散らばっていたのか、この場所は私ひとりだけで待ち構えるなか、国鉄一般色+首都圏色+スカ色に身を包んだキハ52の3連が重々しいエンジン音を響かせながら通過していきました。久々に見る国鉄色にゾクッときました。
南小谷で折り返してくる427Dまではあまり時間がないので、すぐに宮本踏切のお立ち台へ移動。この区間の代表的な撮影地だと思いますが、ここも思ったより人が少なく、のんびりとしていました。しかしセットの時間が少なく、露出調整に失敗。かすかに見えていた後ろのアルプスの山並みが飛んでしまいましたorz
次の430Dまでは2時間空くので、近くの温泉施設「サンテインおたり」で昼食を取ったのち、今度は単行になった一般色のキハ52115を同じく宮本踏切付近から。
さらに返しの429Dは北小谷まで移動し、後追いですが、定番の「くの字」のお立ち台で。ここも雄大な俯瞰写真が撮れることで有名なので、一度は来たかった場所でした。
次の432Dまでがいまの時期に撮影できる限界です。せっかくなのでそこまで撮っていこうと思いましたが、また1時間以上空くので、再びさきほどの温泉施設に戻って今度はひとっ風呂。
その後、スカ色のキハ52125をこれまた定番ポイントでスノーシェッド越しに。大糸線初心者なので定番の写真ばかりになりました。
やはり16時を過ぎると光線的に撮影は厳しくなってきたので、これで打ち止めとして再び長野経由で帰京。
やはり国鉄には独特の魅力があります。景色も素晴らしいところなので、年末の2連運行に合わせて再訪したいところです。今度は雪景色となっているのでしょうか。
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