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October 2010

A380降臨

またまたヒコーキネタです。

羽田空港第1ターミナルにて。ラウンジに腰掛けて、真っ正面にできた国際線ターミナルにふと目をやると、あれ、なんか見慣れない飛行機が・・・

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よくみると、A380。しかもエアラインの塗装ではなく、エアバスオリジナル塗装。

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JAL機とANA機と並んで駐機されていました。この駐機の並びからして、プレス用のデモかなにかだったのでしょうか。

遠すぎて、3機が並んでいてもA380の大きさがいまいちよく分かりませんでしたが、近くでみたらやっぱりデカいんだろうなぁ・・・

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Aシリーズを試してみる

いまのお出かけの音楽のお供はiPod nano+sonyのノイズキャンセリングヘッドホンNC-33。NCを知ってから、外では手放せなくなりました。

ただ、iPodの設定なのか、ヘッドホンの特性なのか、リッピングの設定なのか、なんとなくこもった音というか、すっきりしない音がちょっとひっかかってはいました。ヘッドホンを変えてもこの感覚は同じ。

そんななか少し気になっていたのがSonyのWalkman、フルデジタルアンプとデンタルノイズキャンセリング搭載のAシリーズ。

先日、Aシリーズ新機種登場の情報をみたものの、音質的には変化しないらしいので、逆に型落ち直前で割とお手頃な価格になっている現行機種を試しに思わずポチ。(また衝動買いだ~。)MD以来のウォークマン。ここで回帰するとは思いませんでした。

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適当に見繕って聞いてみると・・・障子を一枚挟んで聞こえてくるようなもやもや感がなくなったというか、確かに音が目の前に広がったような感覚はあります。PerfumeのVOICEなんか、イントロの透明感がスゲ―と思いました。もっとも併せて音源も取り込み直しているのでiPodとは単純な比較はできませんが、自己満足的にはこれでいいです。そのほかにもドラムのシンバルなどのきめ細かさ、アカペラの息づかい、ジャズの低音などで余裕を感じました。

あとは、これが電車のなかでどんな聞こえ方をするかが楽しみ。

ただその一方で、親指一本で聞きたい曲まで一気にアクセス、音量調整も設定もなんでもこなせるホイールを備えるiPodの操作性の良さも改めて感じたところです。

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エンジン眺め放題席

ヒコーキネタ連続です。

MD90で出張の機会がありました。

シャープなボディに、スリムな翼、尾部の双発エンジン、T字翼が特徴のMD90。他とは一線を画すスタイルの飛行機で、個人的に好きなタイプのひとつですが、こちらもJALの機材整理のおかげで国内絶滅危惧種。

前方席の静かさも好きな理由のひとつです。離陸の際にコックピットから"V1!"などとコールする声が聞こえて来たこともありました。それにFOP稼ぎもあってJALではクラスJに乗ってしまうことが多く、後方座席に座る機会があまりありませんが、このたびクラスJ満席のため、普通席に乗ることに。

さて、座席を選ぶ段になってどこにしようかということで、MD90らしい座席といえば、やはり尾部のエンジンを眺められる場所。ということで、せっかくなので後方非常口の39Aを選んでみました。チェックインの際に「少しエンジンの音が気になる席ですが」と念を押されながらチケットを受け取って、いざ搭乗。

座席にたどり着くと、確かに樽のようなエンジンが脇にありました(笑

エンジン始動。高鳴るエンジン音とともにつれて座席がびびり出したのにはちょっと驚きました。どこが「少し」やねん。前方と比べたらエライ違いです。

しかし、エンジンが安定してしまえば座席のびびりもなくなり、確かに「少し」うるさい程度だったのでしょう。いつものごとく、離陸前に一足先にお空へ飛んでしまって、気付けば瀬戸内海上空まできていました。

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MD81がなくなってしまったいま、いよいよ珍しくなってしまった眺めです。

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ただ、エンジンとは言っても見た目に動きはあまりなく、大して頑張ってる感がない分、コイツが飛ばしているんだと思うと不思議な感覚もあります。

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ジャンボから愛を込めて

先行き長くなさそうなJALのジャンボ。

ふと、どーしてもこんな写真が撮りたくなって、マイルをムダ遣いしながら南の方へ日帰りで突撃。

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那覇空港近くの瀬長島です。

腕前は下手っぴでも、とりあえず空と海の青が解決してごまかしてくれます。

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行きの飛行機もジャンボを選んだのですが、非常口に座っていたこともあり、CAさんから話しかけられたので「コレを撮りにきた」とヲタ旅行であることを正直に申告(w。そしたらキャンディーの詰め合わせに添えて「B747を長年愛して下さりありがとうございます」とのメッセージカードを頂き、その心遣いがちょっとうれしかったりして。あ、そういえばあの青い会社の方もキャンディーはまだカネ取らないんでしたっけ。

子どもの頃からヒコーキの花形といえばこの形っていう、新幹線の0系にも通じる感覚があることは確かです。

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台湾へ鉄三昧の旅・・・?(4)

とまぁ、ここまで自然のすごさを目の当たりにしただけで、消化不良のまま台北に戻り、台湾の最終日を迎えてしまった訳で。

さすがにこのまま帰ってしまうのもどうかと、午後の飛行機までの間に、桃園から出る林口線に乗ってこようということになりました。この林口線、桃園から出る枝線なのですが、運転されているのは平日だけ、しかも朝と夕方に1往復ずつというマニアックな路線です。

桃園を6:55に出る朝の列車に間に合うように、5:58に台北を出発。

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早朝の下り列車なのでガラガラかと思いきや、すでにそれなりに朝の通勤客が乗っていました。

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区間車で揺られること30分と少し。桃園に到着。

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林口線は少し離れたホームから出発し、一旦改札を出て、右の方にある「桃林鐵路」という看板に沿って乗り場まで進みます。

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実は、この林口線で運用されているのはDR2510系という台湾でも1編成しかない特殊な車両のはずで、それに期待して早起きして頑張ったところもあったのですが・・・

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止まっていたのは台湾ではオーソドックスなDR1000系。検査時の代走にあたってしまったようです。とことんツイてません。しかし、この車両も日車が製造しただけあって、日本で走っていても全く違和感のない外観です。

この林口線、沿線中学校への通学列車としての役割が主のようで、発車間際には学生で満員となったかと思うと、次の桃中駅で一気にガラガラになりました。朝7時から通学とは大変ですね。

学生を降ろして淋しくなってしまった列車はそのあとも先に進み、特に軌道も線形も悪くなさそうなのですが、なぜかずーっと20~30km/hしか出さずに住宅街やら工場地帯やらのなかをゆっくり走ります。1日2本しかない列車でも途中駅からいくばくかの乗り降りがありながら終点海南に到着。

・・・ところが、終点に到着したはずなのですが、ここまで乗っていたほかの乗客は誰も降りようとしません。しかも時刻表上ではこの駅で13分停車して折り返すように見えるのですが、そのまま乗っていると列車のドアはすぐに閉まり、進行方向を変えずにそのまま動き出してしまいました。

よくわからないまま車窓に海が見え始めたかと思うと、しばらくしてホームもなにもない線路の途中で再び停車。車内で運転士さんと車掌さんが交替し、進行方向を変えて今来た道を引き返し始めました。

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列車の乗客も平然とカメラを構えて車窓を撮ったりしてます。一見して観光客でもなく、みんな鉄オタ(wとも思えず普通の人なんですが、平日の朝からなにやってるのか・・・。列車の動きといい、線路の向かっている先といい、不思議な乗客達といい、謎の多い路線でした。しかも、この列車、無料なんです。

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ちなみに交替のときの運転士さんが日本の列車と同じブレーキハンドルを持っているのを見て、運転台を見に行ってみると・・・おお、マスコンとブレーキの位置こそ逆ですが、運転機器も日本のそれと変わらないじゃないですか。これなら私にも運転できる(www

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と、そんな異空間を感じて桃園へ戻ってきました。桃園の駅も、屋根の造りとか、雰囲気に親近感を感じます。

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台北までは客車列車の復興号で。これで一応、台湾の新幹線、電車、気動車、客車を乗ったことになるので、それなりに鉄分補給ができたと考えるべきか。

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台風の影響か、帰りの飛行機は所定のB767から、退役間近のB747に機材変更されており、恐らくこれがJAL国際線ジャンボの乗り納めになるだろうオマケもつきながら、帰国の途になりました。

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今回、予想外のハプニングに見舞われましたが、想像以上に手軽に深く楽しめる場所だということが分かったので、またふらっと来てしまうかもしれません。

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