エンジン眺め放題席
ヒコーキネタ連続です。
MD90で出張の機会がありました。
シャープなボディに、スリムな翼、尾部の双発エンジン、T字翼が特徴のMD90。他とは一線を画すスタイルの飛行機で、個人的に好きなタイプのひとつですが、こちらもJALの機材整理のおかげで国内絶滅危惧種。
前方席の静かさも好きな理由のひとつです。離陸の際にコックピットから"V1!"などとコールする声が聞こえて来たこともありました。それにFOP稼ぎもあってJALではクラスJに乗ってしまうことが多く、後方座席に座る機会があまりありませんが、このたびクラスJ満席のため、普通席に乗ることに。
さて、座席を選ぶ段になってどこにしようかということで、MD90らしい座席といえば、やはり尾部のエンジンを眺められる場所。ということで、せっかくなので後方非常口の39Aを選んでみました。チェックインの際に「少しエンジンの音が気になる席ですが」と念を押されながらチケットを受け取って、いざ搭乗。
座席にたどり着くと、確かに樽のようなエンジンが脇にありました(笑
エンジン始動。高鳴るエンジン音とともにつれて座席がびびり出したのにはちょっと驚きました。どこが「少し」やねん。前方と比べたらエライ違いです。
しかし、エンジンが安定してしまえば座席のびびりもなくなり、確かに「少し」うるさい程度だったのでしょう。いつものごとく、離陸前に一足先にお空へ飛んでしまって、気付けば瀬戸内海上空まできていました。
MD81がなくなってしまったいま、いよいよ珍しくなってしまった眺めです。
ただ、エンジンとは言っても見た目に動きはあまりなく、大して頑張ってる感がない分、コイツが飛ばしているんだと思うと不思議な感覚もあります。
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