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January 2011

小田急5000形10両編成ラストラン

5000形自体はまだ消える訳じゃないけど6両編成がなくなる→10両が組めなくなる→10両でさよなら、というちょっとややこしい列車が小田急で運転されました。

5000形もずいぶんお世話になった車両です。まだ4両編成は残るということですが、これも先行きは長くないでしょう。クリーム地に青帯、おでこのふたつ目のヘッドライト、縦書きの行先表示器、そして大きな3枚窓の正面は、自分にとっては小田急の通勤車というと真っ先にイメージする顔であり、またひとつの時代が終わったような感じがします(←オヤジだ)

せっかく撮るならやはり10両急行が長年活躍してきた小田原線で、でも駅撮りになってしまう複々線区間は避けたいということで、向ヶ丘遊園~新百合ヶ丘の間から、向ヶ丘遊園~生田間にて迎えることにしました。少し架線がうるさい場所ですが・・・

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旧塗装のLSEの通過後、しばらくして唐木田へ向かう臨時5000形10連がやって来ました。ヘッドマークは大きめのものがど真ん中に。運転台下にあるヘッドマークステーを使うと、近年追加した小田急のロゴが隠れてしまうからでしょうか。このスタイルを小田急で見るのは初めてだったので意表を突かれました。

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この場所には最終的に10人くらい集まっていましたが、通過したら一気に捌けたので、残って流し撮りで遊んでみました。人が少なければ(場所が取れれば)、こういった引いた構図で撮影することもできます。ただ、優等列車はストレートを飛ばしてくるので、止めるにはSSを稼ぐ必要があります。

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あまり流し撮りをすることがないので、なかなか思うところに止まってくれません。練習あるのみですね。

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この後、このままPerfume目当てで横浜アリーナへGO!!
相変わらずあーちゃんがMCで飛ばすライブの醍醐味も満喫して、ちょっと贅沢な土曜日でした。

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YS-11さよならイベント@茨城空港

海上保安庁が保有してきた最後のYS11。国内の旅客輸送から姿を消してからも日本の海を空から支えてきたYSでしたが、いよいよ退役の時を迎えるにあたり、そのさよなら展示会の見学に茨城空港まで行ってきました。

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開港後初の訪問となる茨城空港へは東京駅からの直通バスを利用。このバス、常磐線特急を使うよりも早いうえ、鉄道だと普通列車でも2千円以上かかるところ、航空機利用者は500円、そうでないひとも1,000円という破格のサービス。快適なアクセスが約束されます。

YS-11はアシアナ機が離陸したあとの13時過ぎに飛来。最初の着陸ではタッチアンドゴーを披露したらしいも、ここの展望デッキ、百里基地の関係で片方向しか視界がないイジワル偏光ガラスになっているせいで、状況がまったくわからず。

2回目の着陸で、たくさんの人が出迎える中、スポットに入ってきました。デッキにはご家族がJACのYSの操縦桿を握っていたなどという話をされている方もいました。

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YSの見学会場はここのエプロン。見学者はターミナル脇のエプロン入口からダイレクトにアクセス。

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この日最後の定期便である14時発の春秋航空が離陸すると、いよいよゲートが開放。空港の制限区域にご自由にどうぞ♪というのもなかなかない経験。こんなことができるのも茨城空港ならでは!?

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とりあえずお目当ては機内見学です。

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JACラストフライト以来の、この角度からみるプロペラ、そしてタラップ。生きているYSにまた乗りこめるとは思いませんでした(今日は飛べないけど。)

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機内に足を踏み入れると、いきなりコックピットを見せてもらえてびっくり。アナログな計器やスイッチがびっしりの世界です。

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旅客機以外の機内を見るのも初めてで、興味津々。操縦室の背後にあった向かい合わせの席は打ち合わせスペース?

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後方は哨戒監視用のスペース。ドーム状のガラス窓があります。床下を覗けるハッチがあったり、海保機ならではの装備です。

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そして最後は、右後方の荷物用ハッチから「脱出」。機内装備はまるで違いましたが、丸形の天井が懐かしい空間でした。

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残りの時間は外からの見学です。

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後ろから。

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大勢の見学者に取り囲まれたYS。

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この飛行機の正面を見て「かわいい~」と声を上げるひとがたくさんいたのが印象的でした。新幹線0系と同じポッチャリ系の顔立ちですよね。

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アシアナの地上職員も、総出でご見学。

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機体にこんなに近づき、またかなり自由に見学することができ、貴重な機会をありがとうと言いたいです。海保といえば昨年はいろいろありましたがw、めげずに頑張って下さい。

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(おまけ)
タラップ車がこんなことにw。中はちゃんと通り抜けられるようになってました。

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Teppa倶楽部更新

鉄道博物館の"年パス"Teppa倶楽部の更新時期を迎えました。ちょうど高崎方面への所用と重なったので、ちょっと寄り道。

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実のところ別に年パスを持つほど鉄博に出掛けることもなく、損得でいえば元は取れていないのですが、「お守り」のようなもんです。(なんのお守りだかよくわからいけど。)あと何となくメルマガを読みたいということくらい。

秋から開催されている御料車の特別展示期間にもギリギリ間に合いました。

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御料車の装飾品もさることながら、お召機の正面を飾っていた国旗掲揚のポールには圧倒されました。

D51シミュレータの整理券も午前中に行ったら夕方の時間帯のものが手に入ったので、所用を済ませてから再度来館(この使い方は年パスならでは。)

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しばらく行かないうちに上級コースが設定されていましたが、今回は前に運転したことがある中級コースで復習。一応6両停止位置ぴったりに止めたものの、ホンモノだったらなかのお客さんは将棋倒し確実なブレーキでも平気なのがシミュレータならでは。実物は感覚で止められますが、これは圧力計でしかどれくらいで効いてるのかわからないのが難しいです。

型どおりの運転だけではなく、いろいろ「遊んで」みたいシミュレータですが、、、

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年の瀬のフランスへ~シベリアでご来光~

そんなこんなで、毎度の弾丸的スケジュールで早くも帰国の途に。

パリではじめての年越しなんてことも考えましたが、元旦はフランスでも国民の休日にあたり完全に街が死んでいるらしいですし、家でのんびりするお正月も捨てがたいし、航空券も高くなるしということで、大晦日のシャンゼリゼはお祭りらしいですが、後ろ髪引かれる思いでにフランスを後にしました。

帰りは成田行き。前々回はターミナル2Fからの出発、前回はフランクフルト乗継だったので、ターミナル2Eからの出発は初めてです。ドーム状の形状に木目の壁材が近未来的なターミナルです。

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機内での年越しということでちょっとなにかイベント的なことがあるかな~と淡い期待はあったんですが、至って普通のサービス。ただ、パリの出発時点ですでに「あけましておめでとうございます」の挨拶がありました。もう日本では新年を迎えているんですね。

食事を終えて一眠りしている間に、シベリアも随分東の方まで来ていました。空は次第に白み始めているところ。

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ギャレーにはささやかな飾り付けが。辛うじてお正月な気分です(w

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すでに飛行機は南の方に進路を向けていたため日の出そのものは見えませんでしたが、新年の朝は機内で。

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今年もきっといろんなことがあるでしょうが、無事に過ごせますように。そしてなんとか自分で自分の環境を変えていく年にしたいです。いろいろと。

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年の瀬のフランスへ~パリの街歩き~

ぶらぶら街歩きスナップの続き。

パリの朝は8時過ぎから徐々に明けてきます。

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朝はまだ人もはばらで、セーヌ川沿いはランナーや通勤客が時折行き交う、静かな雰囲気を楽しめます。朝靄のなかのライトアップがまた映画のような雰囲気。

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なお、セーヌ川のライトアップは8時30分で消灯。ライトが消えてもまだ周りは薄明るいままなので、夢の国から急に現実に戻されたような感覚になります。

このレンタサイクルも緑のランプが怪しげに光ります。いつかこれを借りて走ってみたいと思っていますが、すぐに事故りそうでなかなか勇気が出ません。

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まだ行ったことのないモンマルトルの方へ向かってみました。前回の訪問の際、駅の売店で見つけたバスの路線図・停留所まで網羅された地図 LE PETIT PARISIEN 3 PLANS PAR ARRONDISSEMENT PARIS がとても役に立っています。

バス67番でセーヌ左岸とはまた違う下町の雰囲気のなかをPigalleへ。サクレ・クール寺院へ向かう参道(?)には土産物が立ち並び、朝から観光客で賑わっていました。

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サクレ・クール聖堂の空に描かれた飛行機雲。

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モンマルトルの丘の階段も、街路灯がアクセントとなって、趣があります。

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ここから、この界隈を巡回して走るモンマルトルバスに乗ってみました。アメリの世界が同じ目線で広がっていました。

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狭い路地を運転手さんはものともせず縦横無尽に走ります。坂の多い土地で、観光客のバスというより地元の人の生活の手段として利用されています。面白くて一周してしまいました。

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そうこうしているうちに、黄昏を迎えるとまた街が色を変えていきます。空の深い色が映えるまさにマジックアワー。

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ルーブルは大行列していました。

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オペラ座やギャラリー・ラファイエットの方へ。

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ラファイエットの中には巨大なツリーが。飾り付けに圧倒されます。

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ちなみにパリの宿はサンジェルマンデプレのプチホテル。ここにもささやかな飾り付けが。

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暖かい雰囲気のロビー。スタッフもいつも笑顔で親切。ホッとします。

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年の瀬のフランスへ~パサージュめぐり~

ストラスブールを後にしてパリへ移動。

ストラスブールは一面の雪景色でしたが、西の方に向かうにつれて次第に雪が消えていき、パリでは寒さもだいぶ緩んでいました。TGVで東駅へ到着。

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たかがコカコーラの看板ひとつにも目を奪われてしまいます(汗

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パリでは特に目的は持たず適当にブラブラ。そのなかでも、今回はパサージュとモンマルトルには行ってみようと思いました。

ということでまずはパサージュめぐりから。まずはGalerie Vivienne。パリで最も美しいと書かれている本もあります。

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床のモザイク状のタイルが印象的です。

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しかし壁面一面の電飾がどうなんでしょう。フランスでは珍しく食傷気味に感じてしまいました。

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続いて行けるGalerie Colbert。ここはパサージュではあっても、中は国立美術学校の施設として使われているらしい。(入口に警備員がいて荷物をチェックされたものの、特に咎められるわけでもなく自由に入れた。)

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そしてPassage JouffroyとPassage Verdeau。

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ここはきれいにディスプレイされたお菓子屋と、古本屋が印象的な一角。

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おいしそうなケーキがたくさん並んでいて思わずのぞき込んでしまいます。

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古本屋はいかにも「こだわりの店主」が営んでいそうなそんな雰囲気。

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年の瀬のフランスへ~雪のストラスブール~

ドゴール空港はダイレクトにTGVに乗れるのも便利です。7:48発のストラスブール行きに乗車。出発時刻が近づいてきたのでコンコースを出てホームに移動するも、列車がなかなか到着しません。凍えるようなホームで待っているときの遅れは辛いですが、結局遅れること10分で到着。

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この列車はSNCFのサイトから事前のネット予約で1等でも4千円少々。PDFを自分で印刷するE-ticket発券はもちろん、紙の券を無料で郵送してもらうことも可能。1週間程度で届きますが、パリから国際郵便が来るだけでも気分が盛り上がります。(ちなみにSNCFのサイトで配信しているSNCF la radioも、時折流れるジングルが駅のチャイムのアレンジになっていて、フランス語はわからなくてもなかなか盛り上がります。)

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日の出は9時近くなので、走り始めたときはまだ真っ暗でしたが、次第に夜明けを迎えます。明るくなると外は一面の銀世界。北海道を疾走している感じになります。

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雪の影響でしょうか、TGVは明らかにスピードを落として走っており、ストラスブールには結局50分位遅れて到着。

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昔の駅舎がドーム状のガラス屋根にすっぽり包まれている変わった駅舎です。

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外から見ると、宇宙ステーションのような。さすがフランス。このガラスの屋根をかぶせた意味がよくわかりません。

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ホテルに荷物を預けついでにトラムで中心部へ。まちはクリスマスを過ぎても雪景色のなか賑わっています。

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ストラスブールはLRTとか都市交通に興味のある人には聖地でもあります。市内のトラム4系統が集まる「鉄の広場」はのべつまくなしにトラムが発着しており、それを眺めているだけでも飽きません。好きなときに待たずに乗れる、まさに街のなかの下駄になっているという感があります。

そして中心部はトランジットモールになっており、歩行者が道路を好き勝手に横断しているなかを、トラムがかき分けて進んでいきます。まぁよく事故が起きないものだと感心します。ビデオを撮っていても、ちょっとヒヤッとする場面がありましたが、トラムのドライバーも歩行者も、あ、うんの呼吸でよけているような感じです。

そのまま歩いてプチ・フランスへ。

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思えば雪景色のヨーロッパは初めてです。

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日が暮れてくると、街は輝きを増してきます。本場のマルシェ・ド・ノエルは年末まで営業。

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クリスマスイルミネーションもこの時期ならでは。

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日本でこんな飾り付けをしたレストランがあったら結構イタイと思うんですが、もちろん溶け込んでます。

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トラムも夜の街を遅くまで走っており安心して利用できます。

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鉄の男広場もライトアップ。

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年の瀬のフランスへ~羽田-パリ線初搭乗~

冬のヨーロッパの景色を見たくなって、年末、またフランスへ飛んできました。

仕事納めは28日ですが、最終日は半分「お付き合い」のようなもの。その1日の違いで航空券の値段が倍半分になる方がバカらしく感じてしまうこの頃なので、1日早く切り上げさせてもらいました。

行きは羽田1:30発のJAL便でパリへひとっ飛び。0:50までチェックインできるので、出発当日も残業をこなして、自宅へ帰って着替えてから空港に出直しても余裕のスケジュールです。弾丸の旅にはもってこいの路線ができました。

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今回はダイナミックセイバー・タイプBからのアップグレードでビジネスクラス。思えばこのところ国際線ではCしか乗っていません。安月給の会社員の観光旅行としてはあり得ないのですが、国内出張で稼いでいるマイルと多頻度会員ステータス(とウォン安)のおかげです。常軌を逸しているサービス残業の補填をここでもらっていると思うしかありません。

まだピカピカのファーストクラスラウンジで軽くお酒とおつまみを頂きます。すでにサンフランシスコとシンガポール行きが飛んだ後、バンコク行きが出てしまうとラウンジはガラガラ。ところで羽田にファーストクラスがある路線ってありましたっけ?名ばかりラウンジ(w

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この搭乗で翌年度もJGCプレミア確定。今年はダイヤモンドも狙えたのですが、年初のJALのゴタゴタに惑わされて少しばかり青い会社に浮気をした時期があったのが悔やまれます。敵失に乗じた傲慢さ(個人の感想です)に嫌悪感を覚えてJALに戻りました。

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パリ便は深夜便なので、Cでも離陸後は軽いお寿司と飲み物が出るだけです。

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しかし、これだけでも一人ずつオーダー取ってサーブして・・・とやっているので、飛んでから1時間はざわざわしています。ビジネスクラスとしての意地なのかもしれませんが、みんな夕飯は済ませているはずだし、いっそドリンクだけワゴンでちゃちゃっと配って、すぐに寝られる環境を提供するのもサービスではと思います。

最初のミールサービスは、爽朝食と称して出発8時間を過ぎたあたりから開始。日本時間で9時30分頃です。ブラッドオレンジジュースとメゾンカイザーのパンは羽田線で売りにしているだけあって美味でした。

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従来の2食目に相当するような軽めのメニューですが、寝ている人もこれで一斉に起こされます。ただ、今度は現地時間にすると深夜2時前。この飛行機が到着するのが現地の6:30なので、体を時差に慣らすには到着が近くなるまで寝ていたいところです。

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深夜便のサービスの難しさを感じますが、いっそ一斉のミールは到着前にしてもらって、あとは全部リクエストベースのオーダーにできないでしょうかね・・・

寒波の影響で混乱も報じられる折、見るからに凍えそうな早朝のシャルル・ド・ゴール空港に50分近くも早着してしまいました。まだ起きていない頭でターミナルの方へ歩いていきます。コンコースの壁面にオルセー美術館の画が飾ってあるあたり、いちいちオシャレ。

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ここからTGVでストラスブールへ向かう予定です。様子見も兼ねて駅まで移動してみたものの、寒くていられないので空調の効いたターミナルまで戻り、端の方で開いていたPAULで時間まで一休み。

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