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年の瀬のフランスへ~雪のストラスブール~

ドゴール空港はダイレクトにTGVに乗れるのも便利です。7:48発のストラスブール行きに乗車。出発時刻が近づいてきたのでコンコースを出てホームに移動するも、列車がなかなか到着しません。凍えるようなホームで待っているときの遅れは辛いですが、結局遅れること10分で到着。

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この列車はSNCFのサイトから事前のネット予約で1等でも4千円少々。PDFを自分で印刷するE-ticket発券はもちろん、紙の券を無料で郵送してもらうことも可能。1週間程度で届きますが、パリから国際郵便が来るだけでも気分が盛り上がります。(ちなみにSNCFのサイトで配信しているSNCF la radioも、時折流れるジングルが駅のチャイムのアレンジになっていて、フランス語はわからなくてもなかなか盛り上がります。)

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日の出は9時近くなので、走り始めたときはまだ真っ暗でしたが、次第に夜明けを迎えます。明るくなると外は一面の銀世界。北海道を疾走している感じになります。

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雪の影響でしょうか、TGVは明らかにスピードを落として走っており、ストラスブールには結局50分位遅れて到着。

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昔の駅舎がドーム状のガラス屋根にすっぽり包まれている変わった駅舎です。

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外から見ると、宇宙ステーションのような。さすがフランス。このガラスの屋根をかぶせた意味がよくわかりません。

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ホテルに荷物を預けついでにトラムで中心部へ。まちはクリスマスを過ぎても雪景色のなか賑わっています。

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ストラスブールはLRTとか都市交通に興味のある人には聖地でもあります。市内のトラム4系統が集まる「鉄の広場」はのべつまくなしにトラムが発着しており、それを眺めているだけでも飽きません。好きなときに待たずに乗れる、まさに街のなかの下駄になっているという感があります。

そして中心部はトランジットモールになっており、歩行者が道路を好き勝手に横断しているなかを、トラムがかき分けて進んでいきます。まぁよく事故が起きないものだと感心します。ビデオを撮っていても、ちょっとヒヤッとする場面がありましたが、トラムのドライバーも歩行者も、あ、うんの呼吸でよけているような感じです。

そのまま歩いてプチ・フランスへ。

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思えば雪景色のヨーロッパは初めてです。

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日が暮れてくると、街は輝きを増してきます。本場のマルシェ・ド・ノエルは年末まで営業。

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クリスマスイルミネーションもこの時期ならでは。

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日本でこんな飾り付けをしたレストランがあったら結構イタイと思うんですが、もちろん溶け込んでます。

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トラムも夜の街を遅くまで走っており安心して利用できます。

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鉄の男広場もライトアップ。

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