日帰り海外旅行
それは先週の日曜の朝。翌日はもちろん通常通り出勤だというのに、パスポート持って羽田へ。
荷物は小さなカバンひとつ。およそ海外旅行とはほど遠い出で立ちで、日帰り海外脱出。行き先は・・・
羽田からもっとも近い海外、ソウル。羽田から2時間少々、日帰りでも現地でおよそ8時間の滞在が可能。しかも羽田のチェックインは40分前までOKですから、もはや国内旅行とあまり変わらない感覚。ウォン安に乗じてしばらく前から何度かやってます。
ただ、渡航の主な目的は北海道へ行く航空券の購入ですが(←本末転倒)
このところ使っているのは、東京ストップオーバーができる普通運賃。値段だけみると驚くほどのお得感があるわけでもなく、マイラーとしてのおいしさもいまいちですが、普通運賃というところがミソ。1年間有効で、予約変更、シーズナリティー等の諸々の制限は一切なし。たとえ寝坊して予約便に乗り損ねても大丈夫(←前日にやってしまったw)気まぐれな人間には実にありがたい。
短距離ながらとりあえず機内食も出て、この路線、客単価も国内線より安そうだし、航空会社的に割に合ってるのかと余計な心配をしつつ、一眠りしたらあっという間に金浦到着。
金浦からソウル市内へは、以前はバスか地下鉄5号線の各駅停車しかなくちょっと不便でしたが、急行運転のある地下鉄9号線に加え、空港鉄道A'REXが立て続けに開業し、大変便利になりました。
今回はソウル近郊にある韓国の鉄道博物館へ行ってみることに。
博物館のある義王までは各駅停車で行くのが一般的ですが、せっかくなので少し先の水原までセマウル号に乗ってみました。30分とはいえ、特急に乗って約350円。
水原から各駅停車で3駅ほど戻って、義王へ。
駅を出て線路沿いに10分ほど歩くと博物館が見えてきました。
韓国鉄道史においてゆかりのあると思われる蒸気機関車、客車などの車両が野外に10両ほど並べてあります。
日本製の車両には親近感がわきます。これなんかJRの103系1000番台の兄弟です。ただ、サイズがひとまわり大きいので、迫力があります。
ただ、いずれも保存状態はあまり良くなく、博物館というより交通公園といった趣。
展示館の方には、韓国鉄道の歴史とか、鉄道の仕組みみたいな鉄道博物館にありがちな展示はそろってます。
正直、ちょっと期待はずれ。。。鉄道文化はあまり根付いていないなという印象を受けました。動態保存されていたはずの日本製の気動車も片隅に追いやられていました。
ソウル市内に帰ってきて、帰りの便まで街を散策。中心部は日本語があふれていますが、通貨単位をうっかり間違えると大変なことに。
よくみるとそれ以外にも突っ込みどころ満載のメニューですが。
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