新緑のアルザスを訪ねて~続・トラム天国歩行者天国~
早くも帰国日。
飛行機はパリからの深夜便なので、途中でシャンパンの街・ランスに立ち寄りながら空港に向かうことを予定していましたが、もう一度ドイツに行ってみたくなり、急遽予定変更。午後までフライブルグの街を見に行ってみました。
ドイツ・フランスのローカル列車はストラスブール駅でも端っこの0番線的なところから出ます。(25番線)
前の日も通ってきたオッフェンブルグで、今度は南の方へ向かうICEへ乗り換えて。
ストラスブールから1時間程でフライブルグ中央駅に到着。
歩いて旧市街の方へ。旧市街には至る所に小さな水路が流れています。うかうかよそ見をして歩いていると、落ちますw
10分も歩くと中心部へ。ここもトランジットモールになっており、街の中はトラムと歩行者の空間になっています。
そのなかでストラスブールと同様にトラムがクロスしており、歩行者とトラムが入り乱れています。でも、トラムが動き出すと自然と人の波が割れていく。どういう秩序で成り立っているのか。
そしてここのもうひとつのシンボルが旧市街を取り囲んでいる城門。狭い城門をトラムがくぐり抜けてきます。
城門にマクドナルドが入ってるのがシュール。
ただ、それが全く雰囲気を壊していないので、成立していまいます。隣のナイキショップもしかり。
昔は攻め入る兵を追い返して街を守っていた門が、いまは車を追い返しています。
狭い路地を最新のコンビーノが縫うように駆け抜けていきます。
大聖堂をバックに。
トラムが城門をくぐるポイントは何カ所かあるようです。
石畳、そして門の石垣が街並みの美しさを引き立てています。
城門の外側で、ちょっとおもしろい光景を見かけました。島状の電停が設置できない狭い道路でのトラムの停車風景です。歩行者はやむを得ず車道上で乗り降りすることになりますが、その後ろで車がきちんと止まっています。
いわゆる「平面電停」です。このようなスタイルは日本でも広島や高知などに見られますが、乗降中に自動車が突っ込んでくる危険があるので利用者にとっては難易度の高い電停です。
しかし、ここでは・・・自動車向けに信号が付いていて、トラムが接近してくると自動車に赤信号を出す仕掛けになっていました。これなら安心。
そんな風に歩き回っていたら、あっという間に帰らなければいけない時間になってしまいました。ここで予定の列車に乗り遅れると日本まで帰れなくなります。時間厳守で。
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