新緑のアルザスを訪ねて~放射線クライシス~
ストラスブールまで戻り、ここで最後のお土産をギリギリまで物色。ホテルで荷物をピックアップしながら、TGVに駆け込んだ。
正直、ちょっと忙しい。自分で立てているスケジュールとはいえ、弾丸の旅だな~と呆れてしまいます。
ストラスブールからドゴールへの直行の列車は限られているので、途中のMARNE LA VALLEEで乗り換え。
ここはユーロディズニーランドの最寄り駅。駅から一歩出るとそこはディズニーな世界。日本でいうところの舞浜です。
まだ7時30分、外も明るいうちにはやくも駅への人の波が押し寄せてくるところでした。こちらではエレクトリカルパレードはないんでしょうかね。
TGVを乗り継いで、ドゴールへに到着。
無事チェックインも済ませ、あとは23:25の出発までエールフランスのラウンジで。いつもTOKYOと書かれた搭乗券を手にすると、旅が終わってしまう一方で、ホッとするのも正直なところ。
ラウンジのシャワーってのは使ったことはなかったのですが、この日は深夜の飛行機ですし、昼間に歩き回って汗まみれになっていたので、初シャワーにトライ。7つくらいブースがあり、係のおばちゃんに使いたいというと、タオルとアメニティを渡してくれました。(さりげなくこのアメニティが記念品。)
搭乗するAF278/JL5056は、このターミナルからの最終便です。20時過ぎにはまだ開いていた免税店ももうほとんどが店じまい。
今夜の寝床になるのはエールフランスのビジネスクラスのシート。JALのシェルフラットに準じたつくりです。
時間も時間なので、離陸前のウェルカムドリンクでシャンパンをもらった時点ですでに結構いい感じに眠くなってきていますが、食事もひととおり出ます。
わざわざギャレーからひとりひとりに配膳する日系とは違って、機内食のサーブはカートでちゃっちゃとこなしていきます。これはこれでいいと思います。
ただ、食事はエコノミーと同じく出発後と到着前の2回。リフレッシュメントは、カップヌードル、ハーゲンダッツのアイスクリーム程度で、基本は放置。ビジネスクラスに関して言えば、1食目以降は「お好きなときにお好きなものを」が売りの日系のきめ細やかさに軍配が上がります。(これがエコノミーだとまたちょっと話が違うんですが。)
さすがに疲れも出て、すぐに眠りにつきました。ファーストでなくても十分寝られますし、ビジネスクラスに乗ることができればそれで十分幸せ。
到着前の朝食はこんなもの。オムレツとなっていますが、レンジアップのしすぎで焦げてるし。日系じゃありえないょ。
そういはいってもCAの皆さんは好印象でした。男性のパーサーはスマートな対応が光っているし、おばちゃんCAだっていい笑顔だし抜群の安心感。
ただ、このエールフランス、なんか時間がかかるな~と思っていたら。
気付いたら東日本を徹底的に避けるルートを取ってました。そして機内アナウンスでも「『福島上空を避けるため』ルートを変えた」とキッパリ。別にあそこの真上を飛ぶ訳でもないのに、そこまでするか。
先月までソウルで乗員交替していたような会社ですからね。こっちにしてみたら、突如飛行制限が掛かる中国上空やら、いつなにが起きるかわからない38度線付近を飛ばれる方がよっぽど気味悪いんですけど。なんだかな~
すっかり原発とか、余震とか、節電とか忘れかけてましたけど、一気に現実に戻された出来事でした。
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