新緑のアルザスを訪ねて~空飛ぶお布団~
食後、少しまどろんでいると、チーフがご機嫌伺いにきました。話題を合わせる話術とホスピタビリティはさすが卓越したものを感じました。ヒコーキ大好き人間に合わせていろいろと気を利かせて頂きました。
少し眠気が襲ってきたので、シートを倒してうとうとしていると、すかさずベッドメーキングのご提案。手際よくシートにマットが敷かれ、羽毛布団が登場。飛行機でふかふかのお布団が出てくるとは、これには感動。
照明は完全に落とさないし、窓側の客もシェードを降ろさないままの完全なデイフライトでしたが、ついフルフラットでお昼寝タイム。欧州線で真っ暗にしない機内っていうのも初めてでしたけど、もっとも、日本時間でまだ夕方ですから、こっちの方が正しいのかも。
ちょっと席を立って戻ると、ささっとシートを整えてくれてあるあたりも、日系っぽい心配りでしょうか。
3時間程度寝たでしょうか。目が覚めるとウラル山脈を越える頃でした。
中間にうどんとフルーツをリクエスト。いちいちクロスを引いてくれるのが恐縮です。
再び布団にくるまりながら、好きな格好で映画をもう1本。超、ぜいたく。
そんなことをしていたら到着までもう2時間を切ってきました。行きの12時間はいつも大変ですが、今回は遠さをまったく感じさせないフライト。
〆の食事に、和牛ハンバーグを。
チーフがヨーロッパ大陸の到着を教えてくれました。
そして、最後にファーストクラスのマグカップでコーヒーを。以前はこれおmお土産に持たせてもらえたようですが、いまはお持ち帰り不可になってしまったようです。とても持ちやすくて、特徴的なカップなのでちょっと残念。ただ、キャビンウェアとコスメポーチとスリッパをお持ち帰りするので、もうすでに荷物が増えてます。
いよいよ着陸態勢に入ろうかというとき、ここで聞き覚えのある声が。ほかの乗客のことには別に興味もなく、いままで気付きませんでしたが、あまりに特徴的な声の方に目を向けると、とある元超大物首相のご令嬢じゃないですか。やっぱりここはああいう人が乗る場所なんだと妙に納得。(納税者としては公費で普通運賃ではないことを願いたい。)
降機もいちばん。CAの皆さんに見送られながら、フランクフルト到着。大変快適な空の旅でしたが、しかしこれが100万円かと思うと、う~ん。。。。。やっぱり結局のところは「ステータス」なんでしょうね。
それに対して、国内線ファーストクラスは、8千円で結構ホンモノを意識したサービスをきちんとやってるんだなと逆に感心しました。最終的にはCAの気持ち次第のところはありますけど。
明日の移動に備えて、今晩はこのままフランクフルト空港に宿泊。ホテルにチェックインして、再び空港に戻って本場の生ビールでとりあえず一杯。
「海外旅行」カテゴリの記事
- ぼくの夏休み'15 ~au revoir フランス~(2015.09.08)
- ぼくの夏休み'15 ~ランスでほろ酔い街あるき~(2015.09.07)
- ぼくの夏休み'15 ~ストラスブールでBRTをみる~(2015.09.06)
- ぼくの夏休み'15 ~ぼんじゅーる あげいん~(2015.09.05)
- 台湾で鐵路迷~弾丸撮影の巻その2 猫の村へ~(2015.01.19)
The comments to this entry are closed.
Comments