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XZ-1の自動開閉式レンズキャップを試す~LC-63A~

会社としてはいろいろゴタゴタがあったOLYMPUS。しかし経営が悪くても、モノ自体が悪い評価を受けているわけではない。同じ技術屋のはしくれとして、自分達のあずかり知らぬところに振り回される技術陣には同情致します。

そんなこんなで、XZ-1はお気に入りのカメラのままですが、高級コンデジの流れを汲んでレンズキャップが手動式なのが少し面倒に感じています。電源を入れると迫り出すレンズの力でキャップは勝手にポコッと落ちてくれるので、実際はそれほど困ることもないのですが、時に億劫に感じることあり。

この高級コンデジが抱える手動式レンズキャップに対するソリューションをいち早く打ち出していたのは、リコーでした。ソリューションなどと格好付けた横文字を並べるにはあまりにも他愛のないおもちゃのような仕組みでしたが、これがなかなか便利なので侮れない。

XZ-1向けにはこういうアタッチメントがなく、リコーのキャップを改造するか、それをベースにしたサードパーティーのものしかありませんでしたが、会社のゴタゴタのなか、やっとオプションが発売されました。

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仕組みはリコーのキャップと同じで、レンズが迫り出す力で自動的に羽根が開閉するというもの。100円ショップにあってもおかしくないようなものですが、こいつがなんと4千円もします。「好きな人なら買うでしょ?」と完全に足下みてますな・・・

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装着はレンズリングの溝にねじ込むだけ。純正品だけあって、従来のレンズキャップとほぼ同じくらいの薄さに収まっているので、違和感がありません。

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電源を入れたときも、開閉する羽根の高さはレンズの高さとピッタリ。

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これで普通のコンデジ感覚に少し近づいたと思えば、まぁいいかといったところです。

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