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October 2013

終焉近づく? -石北臨貨の秋- その2

で、翌朝です。

今日のお立ち台は昨日以上の混雑が予想されます。丸瀬布の100kpも行ってみたい場所でしたが、滑りやすい岩場の上で3人立てばいっぱいの場所。それこそ5時前にでも着いていないと厳しそうなので断念。

空いている瀬戸瀬の跨線橋にて。ここでもカーブを行くプッシュプルの様子が記録に残せます。今日は旭川から遠軽までB更新機が先頭、A更新機が後補機です。

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それからまだ一度も見ていない発車シーンを見に遠軽駅の跨線橋へ。

かつては名寄本線との接続駅でもあり、網走、旭川、紋別を結ぶ要衝駅として栄えていたであろう遠軽駅もいまはひっそりした佇まい。そのなかに発車を待つ臨貨が止まっています。

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生田原からのキハ40が着くと、臨貨の出発です。シーサスで編成をくねらせながら、峠越えに挑むDD51が発車して行きました。

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このあとおまけの追っかけで生野で撮って撤収!

帰路につくためオホーツク紋別空港へ。

その途中、中湧別駅の跡に立ち寄り。跨線橋やホームが現役当時のまま残されています。

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ホームに立つと、人を感知して自動的に構内アナウンスが流れてきました。ここだけ切り取ると、当時の情景が目に浮かぶようです。また、跡地には公園や公共施設、日帰り温泉施設が整備されておりますが、広大な構内だったことがうかがえました。

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湧別へ向けてまっすぐ伸びていた名寄支線の跡はいまは道路に転用されています。

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ここを彼方からキハ20がトコトコと近づいてくる光景はどんなものだったのしょうか。。。

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終焉近づく? -石北臨貨の秋- その1

2年前に廃止の方向が打ち出されてから、廃止が延期されたりDF200の試験投入が行われたりと、いまだ流動的な石北臨貨ですが、DD51による運行はいよいよ見納めか、というのがもっぱらの見方。

ちょうど2年前のこの時期、146キロポストに行っていますが、最後の姿をいまいちどということで、再び出掛けてきました。

まずは前回はあきらめた白滝発祥の地から。

10名も入ればいっぱいの場所なので、早起きが勝負。石北臨貨撮影者御用達の宿となっているノースキングを4時過ぎに起床、5時半には現地に着きましたが、土曜日ということもあって撮影者がすでにパラパラと。

待つこと1時間。朝霧のなか、A更新機を先頭に、満載のコンテナを載せて低いエンジン音を唸らせながらゆっくりと紅葉の谷間を駆けていきました。

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今回持っていったのはEOS 5Dmk3とPEN E-P5、そしてHandycamの3台体制。

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5Dはいつも持ち歩くにはごつすぎるので、興味のあったミラーレス機としてPENを手に入れましたが、これが意外と鉄撮りでも活躍しました。

さて、貨物が遠軽で折り返している間に余裕で追い越せるので、最大の定番撮影地である146kpへ。

当然ほかの方も同じことを考えるわけで、追っかけのクルマが集結。続々と連なって林道をかき分けていく光景は異様です(w。この日は紅葉、快晴と条件も良く、最終的には50人以上が集結していたでしょうか。キャパは十分の場所になったので、それでもまったりと撮影できます。

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遠軽から先頭に立っているのは、B更新機。個人的にはやはりこちらの方が好きですね。

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このあともまだまだ追っかけする方もいらっしゃいますが、私はここまでで大満足。

このあと上りのキハ40を撮ってからゆっくりと撤収し、丸瀬布いこいの森へ。

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この日は普段は走らないDLも出動し、2編成体制でのんびりと園内を回っていました。

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