宗谷ラッセルにチャレンジ ~幌延町撮影会その1~
日本最北端の冬の鉄路を守る宗谷ラッセル。雪をかき分けて進む勇猛な姿をかねてから撮ってみたいと思いつつ、厳寒期の北海道の撮影行きはなかなか踏み出せずにいたところ、偶然、地元幌延町主催の撮影ツアーを発見。これは、ということで、速攻申し込んで参加してきました。
日程は1泊2日。前日に幌延町内で説明会と懇親会があるため、羽田から稚内へ。
稚内は2006年に参加した沿岸バスの"特殊ツアー"で立ち寄った以来なので10年ぶり。駅舎もおしゃれな建物に変貌し、駅前もすっかり様変わりしていました。
稚内から特急サロベツで幌延入りします。サロベツは旭川方にスラントノーズの183系が入っていました。
幌延には15時前に到着。説明会が始まるまではまだしばらく時間があるので、宿に荷物を下ろして、沿岸バスに乗って豊富温泉へひとっ風呂浴びに行ってきました。
豊富温泉は浴室の扉を開けると、ガソリンスタンドにでも入ったかと思うような石油のにおいが立ちこめている独特の温泉。緑白色がかったお湯には油膜が浮いています。でも、ものすごい暖まる不思議なお湯でした。
以前、"特殊ツアー"で立ち寄った「てしお温泉」では、アンモニア臭が鼻につく黒いお湯に度肝を抜かれましたが、それに匹敵する衝撃的な温泉です。
帰りもひとり路線バスの旅を楽しみながら、幌延へ。
まだ夕方の6時だというのに、駅前には誰も歩いておらず、商店の明かりがまばら点るだけの道は、正直ちょっと淋しいです。。。
18時45分から説明会に参加すべく、駅にほど近い町立の施設へ。
ここで今回のツアーの参加者が一同に会します。基本的には普段から鉄道撮影を楽しまれている方が多いようでしたが、「初心者向け」と銘打たれているからか、「ソフトな方」ばかりで安心しました。(冬の北海道撮影は私も「初心者」のひとりです。)
説明会では、ガイドしてくださる北海道新聞の伊丹氏から、明日の行程やら注意点やら、ラッセル車の基礎知識のレクチャーなどを受けて、そのまま懇親会会場へ突入。
道外からの参加は主に関東、関西から。同じ目的で集まっていますから、初対面同士でも話しやすく、皆さんで盛り上がって翌日の成功を誓ったのでした。
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