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March 2017

都会の真ん中で「都電」に乗る

さよなら7000形記念企画の都電ラッピングバスの乗車に運良く当選したので、日曜日に再び銀座へ出向いてきました。

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乗車したバスは、昭和30年代までのカラーをイメージした緑とクリーム色の車両。チンチン~と、昔の都電の発車ベルを鳴らして出発。

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車内にはベテランのガイドさんが同乗し、流ちょうな調子で都電が走っていた頃の話や、沿線の観光ミニガイドなどを楽しく話してくださいました。

そして、昔の都電乗車券のレプリカにパンチを入れる改札も実演。せっかくなら当時の車掌さんの制服を再現してみてもよかったのでは?

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運行区間は昔の1系統が走っていた中央通りを、三越前から銀座六丁目まで。わずか12分のショートトリップでしたが、いつもと違った視点で銀座を眺めながらの楽しいひとときでした。

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和光の前を走り抜ける黄色の都電バス。もしいまも銀座に都電が残っていれば、すごい観光資源にもなったのに、時代に負けたのが残念です。

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運行を終えたラッピングバスは、この日も京橋エドグランで展示。

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このカラーリング、普通におしゃれだと思います。都電荒川線の方でも、このカラーのラッピング電車、復活させないでしょうかねぇ。

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乗車記念のお土産に、昔の都電の路線図やら、記念のお菓子やらも頂きました。昔の交通局のマークがまたいい味ですねぇ。

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都会の真ん中に「都電」現る

一風変わったバスが休日の銀座のビルの谷間にお目見え。

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都電7000形の引退を記念して、東京都交通局が企画したラッピングバス。窓枠とか意外と細かく「らしく」表現してある。

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この日展示されていたのは昭和30年代以降のカラーをイメージした黄色と赤色のカラーリング。昭和の一時期、実際にこんな都電をイメージしたカラーの都バスが走ってなかったっけ?

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行き先サボも、なかなかそれっぽく再現してあって芸が細かい。

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車内にはチンチン電車の由来となった発車合図を出すベルも特別装備。

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そのほか、都電の部品を使ったインテリアオブジェの展示が。

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この運転席座席をリメイクしたスツール、かわいい。リビングにあってもちょっといいかも。

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現行の都電7000形自体は車体更新されているし、さらに一部の車両は7700形として再リニューアルされて残るんで、見た目自体は「なくなっちゃう感」に乏しいけど、都電から吊り掛けの音が消えるのはちょっと淋しいかも。あの音がいかにも路面電車っていう感じで。

明日は昭和30年代までの車両をイメージしたの緑とクリーム色のもう1台がくるようです。

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都営10-000 再び

置き換えが進む都営10-000。廃車がアナウンスされてからだと、キャパが少ない撮影地では撮りにくくなるので、そうなる前にと思い、上北沢へ。この日は240F,250F,270Fが運用に入っていました。

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狭いくせに交通量があって、しかも障害物だらけの踏切脇からの撮影です。道路の両端から各1名が限界といったところ。

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しかし、望遠でうまくかわすと、八幡山からの下り坂を駆け下りてくる躍動感のある構図が。

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京王線の7000系は、6000系の面影を残す車両で、個人的には好みの顔です。京王の主力の一翼を担う車両ですし、まだまだ安泰でしょうか。

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今日のお目当ての270F。

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そして250F。

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京王は列車密度も高く、被られるかヒヤヒヤでしたが、3編成ともクリアで、今日のミッションはおしまい。

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都営10-000と8人の容疑者

東京メトロ6000に並んで、こちらも世代交代が進む都営の10-000。

運用も相当減らしているので、撮れるうちにと思い、京王沿線へ。運用に入っている240F、270F、280Fのうち、狙うは240F。

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なんかヘッドマーク付けてると思ったら、都営で実施している謎解きイベントとのコラボでした。丸形のマークがお似合いです。

今日はこれだけ撮って終了。

先日撮ったメトロ01系のほか、この春は北総9000やら、京成3500(未更新車)やら、都電7000やら、地味に首都圏の電車の世代交代が進む年になりそうです。

ちなみにこちらは先日撮った8次車の280F。

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ここまで顔が違って同じ系列というのが面白いですね。

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雪解け間近の只見線を撮る

宗谷ラッセル以来、また雪景色の写真を撮りたくなり、割と手近で冬の撮影が楽しめそうな只見線へ。

会津若松で朝一番にレンタカーを借りて、只見川第一橋梁のお立ち台からスタート。

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実はもっと雪深い景色を期待していたのですが、雪解けが相当進んでおり、山は地肌が見える状態に。冬の終わりももう間近といった感じになっていました。

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本当はこの上の鉄塔付近まで上ると、もっと水鏡が映って眺めがよいはずなのですが、この先は冬期閉鎖中とのこと。

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ただ閉鎖中とはいっても特にゲートなどがあるわけでもないので、自己責任で上っていこうかとしたものの、坂道はアイスバーン状態でかなりツルツル。雪道用のアイゼンでも持っていれば別ですが、先に進んでいた同業者の方も難儀していたのと、列車の通過まで時間も少なかったので、諦めてお手軽なB地点からの撮影となりました。

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と、撮影を終えて戻ろうとしていると、鉄塔の方にいた同業者の方が、山の上から足を滑らせて転がり落ちてきました。下手するとしゃれにならないですから、ホント気をつけてくださいね~

午前中は9時台の2本を撮って終了。次はお昼過ぎまで列車は来ないので、この間に只見川沿いにある早戸温泉つるの湯で一休み。いかにも暖まりそうな黄土色の濁り湯で、只見川を眺めながらの露天風呂は贅沢です。

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午後は、早戸俯瞰から撮影再開。

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いくら雪解けが進むとはいっても、まだクルマが通らないようなところは雪深いままですから、歩いて山を登っていくような撮影地にはなかなか行けませんが、、ここは冬でも国道のスノーシェッドのわきから、安全に撮影できるお手軽な場所でした。

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そして、次は第三橋梁の俯瞰ポイントへ。

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ここも早戸俯瞰と同じくスノーシェッドのなかから見下ろすことができるお手軽俯瞰ポイント。

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このまま会津水沼の方へ移動して、さらに第四橋梁を渡ってくる会津川口行きをキャッチ。

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そしてこの列車の返しを、同じく第四橋梁で。曇ってくると、一転して冬の世界に戻ったような雰囲気になります。

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最後に、会津若松へ戻る途中にこの列車に追いついたので、もういちど第一橋梁で撮影して終了。

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只見線の撮影は初めて。1日だけの撮影でしたが、沿線には絵になるポイントが何カ所もあり、とても楽しい撮影でした。また季節を変えて訪れてみたいところです。

帰りは新宿行きの高速バス夢街道会津号で。4列ながらシートバックの大きい座席で足下も広く、新宿まで乗り換えなしで4時間半で着けるので特に苦になりません。しかも早割を買えば3千円とは、コストパフォーマンスがとてもよいバスでした。

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