旅行・地域

デザインあ展に行ってみる

休みが取れたので、日本科学未来館で開かれているデザインあ展に行ってみました。

20181005designah01

毎週末になると1時間以上の待ち時間はザラみたいですが、平日なので割とすんなり見れました。

NHKで最初この番組をみたときは、あ、あ、あ、あ、あ、、、って連呼していてなんじゃこりゃ?と思いましたが、頭の隅をとてもくすぐられて癖になる番組です。

20181005designah02

めちゃくちゃオシャレなコーネリアスの音楽に乗せて流れるこの映像は何度も見たくなりました。

20181005designah03

| | Comments (0) | TrackBack (0)

藤沢駅前の昭和レトロ

久々に藤沢駅前の名店ビルに立ち寄る機会がありました。

20180722fujisawa01

名店ビルとは、駅前再開発で昭和40年に建てられた雑居ビル。いまや時代の波に取り残されて、すっかりリアルな昭和が詰まったビルになりました。なんせJR藤沢駅が橋上化する前からあるんですから。

そしてこの地下にある中華料理のお店、古久家。

20180722fujisawa02

ここで熱々のサンマーメンをすするのが自分の定番ですが、なにせこのクソ暑さのなかであんかけラーメンなぞ食べた日には、汗ダラダラになるのが目に見えているので、サラダ冷麺を。いわゆるごまダレの冷やし中華ですが、ここではこう呼ばれてます。

20180722fujisawa03

このお店がまた輪を掛けてレトロ。昔ながらの中華屋の椅子とか、色つきのガラスフードを被った電球照明とか、映画に出てくるような雰囲気がそのまま残ってます。古久家自体はほかにも何店舗かありますが、ここじゃなきゃ古久家で食べた気分にならないっていう位個性的。

20180722fujisawa04

しかしご多分に漏れず、藤沢駅前広場の再整備計画があるとかないとか、そうすると名店ビルも建替になるとかならないとか、噂を耳にするこの頃。1日でも長くこの雰囲気が続きますように。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

きょ~ぉはたのしいひなまつり~

NHKで紹介されていたひなまつりを見にいってみたいというツレのリクエストで、開成町へ。

20160228kaisei01

向かった先は築300年を誇るという開成町瀬戸屋敷。立派な萱葺き屋根のお屋敷です。

20160228kaisei02

趣のある古民家に所狭しと飾られた雛人形の数々に、目を奪われます。

20160228kaisei04

いったい何体の雛人形があるのでしょうか。鮮やかないく組ものひな飾りが並べられていました。

20160228kaisei05

そしてまた圧巻なのがこのつるし雛。

20160228kaisei06

今回は鉄分抜きで目の保養を楽しみました。

20160228kaisei08

| | Comments (2) | TrackBack (0)

160mから雨の瀬戸内海を見る ~瀬戸大橋主塔登頂ツアー~

今年は岡山で行われている土木学会の全国大会。その見学会として、瀬戸大橋の主塔に上れるという情報が。一応土木屋の片隅に身を置かせてもらってますし、これは気になる。

まっとうな社会人ならこうした場は「仕事」として行くのが筋ですが、会社を通すといろいろめんどくさいことがセットでついてくるので、わざわざ休暇を取って、自腹でこっそり参加してきました。個人参加なので、こうしてブログにアップするのも自由ですし。

20150916seto0002

バスで与島PAへ移動。目指すはPAの一番近くに立つ主塔です。橋台から上り、主塔のたもとまでキャットウォークを歩き、そこから真上に上っていくというコース。この日はあいにくの小雨交じりの曇りですが、雨の瀬戸内海も雰囲気がありそうです。

20150916seto00011

キャットウォークは瀬戸大橋線の線路の脇。海の真上を歩きます。ひえ~

20150916seto00031

駐車場の裏手にひっそりとある橋台の階段から内部に潜入していきます。このコソコソ感がそそられますw

20150916seto0004

コンクリートの橋台の内部は空洞になっており、真下から見上げることができます。そしてキャットウォークまではカゴむき出しのエレベータで。この「現場感」がたまりません。

20150916seto0005

エレベーターで上がった先はもう瀬戸大橋線の真横。無骨な鉄骨が迎えてくれます。

20150916seto0006

この幾何学的な光景に美しさを感じます。

20150916seto0007

そしてここから主塔の下まではこんなところを歩いていきます。特別な安全対策があるわけでもなく、無骨な手すりの40m下は海面です。

20150916seto0018

そして足下はスケスケの足場板。さすがにまじまじと下を見てしまうと恐怖心が出て足がすくんできそうだったので、あえて遠くを見るようにしていました。

20150916seto0017

歩いていると、高松からのマリンライナーが通過していきました。

20150916seto0008

そして主塔の真下に到着。ここからエレベーターの止まる道路レベルまでは階段をあがっていきます。

20150916seto0009

あがった先は、高速道路の脇。高速道路をこんな身近に見ることもなかなかありません。

20150916seto0010

ここから主塔の中に入り込みます。なかにはきちんとエレベータが完備されています。このエレベータに乗ると、主塔のてっぺんだけではなく、基礎部分まで降りることができるようでした。

20150916seto0011

エレベータで160mまで一気にあがっても、そこはまだ鉄骨の主塔の内部。潜水艦の内部のように入り組んだなか、狭い通路と急な階段を上っていきます。

20150916seto0012

土木の授業で習ったメタルタッチの接合部をこの目で確かめられました。真ん中の丸い穴から接合の状況を確認できますが、本当にぴったりくっついています。これだけの巨大な構造物、しかも海上でありながらミリ単位の誤差も許さない技術、さすが。

20150916seto0019

そしてハッチを開けて、明るい外に出た先は、、、

20150916seto0016

どーん。ついに来ました。

20150916seto0013

いまきた与島PAも眼下に広がっています。

20150916seto0014

てっぺんからひろがる瀬戸内海の景色、そしてそこに連なる主塔の姿は壮大でした。

20150916seto0015

| | Comments (2) | TrackBack (0)

billsで朝食を

20150505bills01

GWといえどさして予定もなく平穏な生活wを送っておりましたが、終盤にさしかかった頃のある日の夜中、奥様が突如「ビルズに行きたい」とのたまわれました。「世界一の朝食」と評されることもあるということは聞いていたので、一体どんなもんかと興味が湧いて行ってみることにしました。

眠い目をこすりながら現地には開店30分前の6時半到着。
しかしすでに行列が(;゚Д゚)エエー

20150505bills06

それでも2,30番目くらいだったでしょうか。店内は90席程あるようなので、まだまだ余裕です。しかしそれからぐんぐん列は伸び始め、開店の7時にはざっと150人くらいの列には伸びていたんじゃないかと思います。さすが連休。

海に面したテラス席に通じるガラス戸が開け放たれ、テラス席でなくても明るく、さわやかな朝の海風が入ってくる気持ちの良い空間に期待も高まります。

ふたりでスクランブルエッグとパンケーキをひとつずつ注文。

20150505bills02

スクランブルエッグはふわっふわのとろとろ、パンケーキもとても軽い食感なのに、不思議なボリューム。この日一日、おなかにたまってエネルギー源となってくれるパワーがありました。

20150505bills03

グルメネタは慣れないので、的確な食レポはできません。

20150505bills04

目の前は墨絵のようなドラマチックな海が広がる七里ヶ浜。

20150505bills05

| | Comments (2) | TrackBack (0)

マイルの皮算用

特典航空券を予約したついでに、改めて参考までに、ヨーロッパ行きを例に、有償航空券との比較でクラス別のマイルの「換算レート」を改めて整理してみました。

Y: 100,000円相当(例 ダイナミックセイバー)が、
   特典で60,000マイル → 1.7円/マイル
PY: 270,000円相当(例 ダイナミックセイバープレミアム)が、
   特典で70,000マイル → 3.9円/マイル
C: 440,000円相当(例 ビジネスセイバー週末ステイ)が、
   特典で85,000マイル → 5.2円/マイル
F: 2,508,000円相当(ファーストクラス普通運賃)が、
   特典で120,000マイル → 20.9円/マイル

と、マイルで乗るならファースト利用がダントツでオトクということになります。(もちろんFで1回行くより、Yで2回行った方がいいとか、考え方はそれぞれですが。)

ちなみに自分は小田急ポイントと連携したOP/JALカードでJALマイルを貯めています。

これだと小田急デパートでの買い物に対しては最大10%の小田急ポイントが付きます。小田急ポイントからJALマイルへの換算は2000ポイントで1000マイル。ということは、小田急デパートで年間200万円の買い物をすると、別途付与されるショッピングマイルを含めて12万マイル(=ヨーロッパへのファーストクラス特典相当)獲得することができる計算。つまり、200万円の買い物で、250万円相当の航空券がオマケについてくるという、とんでもないシステム。

まぁ、実際はデパートで200万円の買い物なんてしないので、完全なる皮算用ですが、百貨店ご用達の方ならあり得なくはない話です。

これで小田急とヨドバシが連携してくれたらうれしいんだけどな~♪

| | Comments (0) | TrackBack (0)

陸に降りたマイラー

こんど、こんな旅行に行きます。

20140705jal01_2

今年度中で期限切れを迎えるマイルをかなり抱えているので、この際特典航空券でヨーロッパにでも行こうかなと。旅程の都合もあって、行きは787のビジネスクラス、帰りはJALの最新鋭シートSS7のファーストクラスを体験してくる予定です。

特典航空券の予約にあたっては、当初、復路はJALご自慢のSS7ビジネスクラスを体験してみたいと考えていました。で、いったんはビジネスクラスで押さえていたものの、とある日、ファーストクラスに2席空席が出ているのを見つけてしまい、思わず変更。(この便のFは有償搭乗の期待を見切って、特典で都合4席開放されたと予想します。)

ファーストなんて特典航空券でしか縁がなく、しかもCとFとでは片道だけなら17500マイルしか違いませんし。

ちなみにSS7でも、プレミアムエコノミーは割とすんなり取れる一方で、ビジネスクラスは座席総数が減ったうえ、有償で予約する人もこの機材を狙うのか、特典予約は非常に取りにくかったです。かなり前から空席待ちをかけていてもなかなかOKが出ずにやきもきしていたのですが、1ヶ月前になって座席調整が入ったようで、ようやく空席が落ちてきました。特典で押さえるなら、1年前の予約開始を狙うか、1ヶ月前あたりのどちらかが期待大、ということでしょうか。

あとは、787使用の成田-パリ便、ヘルシンキ便が事実上特典利用者の救済便になっているような感じですね。

で、この特典交換の結果、自分のJALマイルはついにスッカラカンに(泣)

20140705jal02

過去にはJMLだのJGPだのを重ねておりましたが、現在はこんなありさま。完全に陸に降りてしまったマイラーなので、これが生涯最後のファーストクラス搭乗となるでしょう(涙)

JALさん、いろんな意味でずいぶん貢ぎましたよ。。。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

今年最後のトレインビュー~ストリングスホテル~

品川にあるストリングスホテル東京インターコンチネンタル。今年の年末は遠出はせず、こんなところでプチ贅沢をしてみました。

20131229shinagawa07

部屋はもちろんこちら側の向きをリクエスト。

20131229shinagawa01

東京タワーをバックに、品川駅を発着する山手線、京浜東北線、東海道線、京浜急行のトレインビューを心ゆくまで堪能できます。

20131229shinagawa02

上野東京ラインが発表され、いよいよ再開発も盛んになってくると思われる田町車両センターも眼下に広がります。この光景も今後、どのように変わっていくのでしょうか。

20131229shinagawa03

晴れた冬の青空もすがすがしいです。

20131229shinagawa04

東海道線もしばらく乗っていないと、配線がよくわかならくなってきました。

20131229shinagawa06

単にトレインビューが楽しめるだけではなく、洗練されたホスピタビリティと相まって大変快適な滞在でした。

20131229shinagawa05

| | Comments (0) | TrackBack (0)

大人の社会科見学~黒部ルート見学会のたび④~

ここの会議室で黒部における発電の仕組みや工事の経緯の説明を改めて受けます。

20120730kurobe29

黒部ダムというと、あのダムの下で電気をつくっているように思ってしまいますが、実際に電気を起こしているのはダムから10kmも離れた地下深くにつくられたこの発電所。ダムからここまで送水管で水を落として、さらにその水は下流の発電所に順繰りに回されて、何度も再利用されているとのことです。

時節柄電気のこと、ことに関電さんのお話ですから、聞く方も自然と聞き入ってしまいます。ただ、会社としてはいろいろあるでしょうが、関係者が黒部にかける思いに関しては本当に脱帽する思いですし、現場で働いている方は一生懸命です。我々にも大変親切に対応して頂き、大変だなと思うばかりでした。

そして、発電機のある吹き抜けへ。

20120730kurobe30

体育館のようながらんどうの空間に、4つのパンケーキのような物体がちょこんと並んでいるだけの空間です。いささか拍子抜けですが、発電機の大きな本体が床下に隠れており、そこで水力で回されたタービンにより強力な電力が生み出されているのです。

20120730kurobe31

しかし、何度も言うようですが、ここは山の中。そしてスケール感がおかしい。こんな構造物がもう50年近くも前に完成していたかと思うと、エヴァンゲリオンのジオフロントだって、そのうち現実のものになったっておかしくないような気がしてきます。いや、それくらい当時の技術力はすごいと改めて思いました。

コントロールルームや、下のフロアで猛回転している水車と発電機をつなぐシャフトを見せて頂いたりしながら、発電所の見学は終了。

そして最後の大物、ケーブルカーの大型版、インクラインに乗車となります。トンネルの巨大さにそのスケールがおわかりになりますか?

20120730kurobe34

急傾斜のコンクリートのトンネルがひたすら続いている様は、これまたエヴァの射出口とかカートレインなどを思い起こさせます。

20120730kurobe35

ケーブルカーと同様に釣瓶式になっており、途中でもう1台の車両とすれ違います。向こう側の車両には黒部ダム側からの見学者が乗っており、一瞬の出会い。

20120730kurobe36

乗車時間は20分に及ぶことから、途中で中島みゆきの紅白出場DVDが上映されました。これ、私も生で見てましたから懐かしい映像でした。しかし歌詞の間違えをこうも後世までひっぱられるとはちょっとお気の毒です・・・。自分のコンサートでさえクチパクだったり、モニターで歌詞を出したりする歌手も当たり前なのにねwww

インクラインを降りると、いよいよラストスパート。送水管に沿って10kmに及んで伸びるトンネルをバスで黒部ダムへ向かいます。

20120730kurobe37

ここでも途中、樽沢の横坑で小休止。

20120730kurobe39

バスを降りて横道にそれて歩いていくと、まぶしい外の光が見えてきました。

20120730kurobe38

正面に剣岳。これが見られる日はなかなかないとのことで、この日も最初は雲に覆われていましたが、一瞬サーッと雲が割れてその姿を表しました。

20120730kurobe40

最後にこんな思わぬサプライズがありつつ、バスはトンネルの突き当たりに到着。

20120730kurobe41

正面は扇沢方面へのトロリーバスが通っているトンネル。遮断機で関係者専用の道路と明確に区別されています。

20120730kurobe42

以上で見学コースは終了。

トロリーバスの駅で一団は解散となり、展望台への階段を上ると、そこはたくさんの観光客が記念写真を撮っているよく見る黒部ダムの光景。まるで異次元の世界から戻ってきたような感覚を覚えました。

20120730kurobe43

ようやく黒部ダムに到着したという開放感とともに、この山の中で繰り広げられている日常、そして私たちが普段当たり前に使っている電気を生み出すために働いている技術屋さんには、改めて素直に感服せずにはいられないのでした。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

大人の社会科見学~黒部ルート見学会のたび③~

竪坑エレベーターを降りた先で、いよいよ上部軌道に乗り換えます。本来は関電の関係者しか使わないところですが、見学者向けにきちんと案内板が整備されています。

20120730kurobe18

また、工事用列車といえどもダイヤも決まっており、停車場所には駅名もつけられ、こんな地底でごく一部の人しか知らない鉄道が「運営」されているのは不思議な感覚でした。なお、トロッコだけではなく、この先のインクラインやバスに至るまで、乗り物はすべて決められたダイヤで運行されているようでした。

20120730kurobe19

この上部軌道は「高熱隧道」にも描かれている高熱地帯をとおるため、客車も耐熱仕様の特別な車両が投入されています。こんなマッチ箱のような客車でもそのお値段は1千万単位らしい。

20120730kurobe20

客車は極狭。確か座席定員は11席で、かなり息苦しく感じます。そしてワイパーは手動式。電動にしても硫黄でダメになってしまうためだそうです。

20120730kurobe17

機関車はバッテリーカー。これも高熱地帯を通るため、安全上の理由で架線を通すこともディーゼルにもできないため、バッテリーで運用しているとのこと。

20120730kurobe22

この先入っていくトンネルにはうっすらと霧がでていて、怪しげな雰囲気。みんなでワイワイいるからいいようなものの、ひとりだったらかなり不気味な空間です。。。

20120730kurobe21

ここから暗闇の地底のトンネルをひたすらゴトゴトと揺られていきます。その間、車内では案内をしてくれている関電の社員さんから写真を交えながら先人達の苦労が忍ばれる工事の経緯の説明があり勉強になりました。

そしていよいよ工事の従事者を苦しめた高熱地帯を通過。いまでは導水管も通っているものの、それでも40℃くらいはあるそうで、客車のドアを開けてもらうと硫黄の臭いがプーンと漂ってきました。

高熱地帯を抜けると、区間中、唯一地上に出る仙人谷駅で小休止。

20120730kurobe24

地上に出る、というより谷を渡る橋の上です。

20120730kurobe27

目の前には仙人谷ダム。この見学コースに参加しない限り、よほどの登山好きでここまで登ってくることができれば別ですが、まず見ることができないダムです。

20120730kurobe26

なんだか、丸ノ内線の御茶ノ水駅で一瞬外の光を浴びる、そんな感じですね。

20120730kurobe25

ふたたび地底のひとに戻ります。今度は紅白における中島みゆき生中継の裏話を聞きながら、列車はようやく黒部川第四発電所に到着。

20120730kurobe28

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧